このペ−ジは、製品の精度と営業品目について説明しています。
営業品目
T. R 原器の製作……親原器/子原器/レンズ面からのコピー
R=0.800〜100,000. 2R>φ=<100(他特注φ<=200.)
U.平面原器の製作……30=<φ<=100(他特注φ<=200.)
V. R 測定(凹)……凸面は凹面のコピー製作後測定。
材料:青板・白板・パイレックス 外径については、次ページをご覧下さい。
弊社の規格:R・φの規格
T.曲率(R)
R値の許容誤差ついては、外径の決定が重要です。弊社におきましては、
(式−1)によるニュートンリング±1本に於けるΔR値をR値の許容誤差としています。
fig-3
式−1は、fig3の式−2より、ΔRによる微小変化Δh を導びきます。
下図は曲率半径のR値が、それぞれ凹>R>凸の時、凹面と凸面が接触した状態図です。
fig-1
ピタゴラスの定理によって、式−2が導かれます。
式-2
JIS B7433との対応について
JIS B7433の常用ゲージ・基準ゲージの許容差(ΔR)に対比して、(式ーT)
によるΔR値が、それぞれの許容差を越えない外径(φ)を決定し製作することが原則ですが、
現場に於いてはレンズの同径として使用される為、現実にレンズが
ニュートンゲージに対して1本以内で研磨される事はきわめて希である実状に鑑み
(式−1)によるニュートンリング±1本に於けるΔR値をR値の許容誤差としています。