このペ−ジは、外径について説明しています。 

外径の決定

  1. 物理的に凹凸の有効外径"φ"は2Rを越えられません。

    (これは当たり前の事ですが、時折その様な注文が入ります。)

  2. φ=2R……は物理的に可能ですが、弊社に於いては製作出来ません。 従って……φ<2Rの範囲で製作します。

  3. 前ページの説明と重複しますが、高いR精度が要求される親原器

    は外径の大きい原器を製作することが肝要です、しかしながら

    現実の現場ではコストの兼ね合いでレンズと同径の親を作り、凹凸の片方を子原器として代用しています。

  4. JIS B 7433に於いては、R値の精度・使用目的により校正・基本・常用ニュートンゲージを定め、

    それぞれの外径を推奨しています。

  5. 材料外径で製作します。(特注品は例外です。)

      φ=15 16 18 20 (21)(22)23 25 27 28 30 32 33 35 37 38 40 42 45 (47) 48 50 52 55 58 60 65 70 75 80 85 90 95 100
     
        *15以下は省略。( )の材料は常時在庫に無い場合もあります。

         *φ=110.120.130.140.150.160.170.180.190.200.

       
  6. Rが小さくなりますと或る大きさの外径を必要とします。

              例:R=5.00は外径が1.0では出来ません。(その形状から研磨時に加わる不均一な負荷が発生します。)

                R=5.00は外径9.0で作る事になります。(製作後に詰める行程が加わります。)

       
  7. Rが浅く(大きく)成りますと外径を小さくして製作する事が困難に成ります。

                (この理由は測定時にその精度誤差を生じる為です。)


以上、7項目を上げましたが、コピー製作の場合は測定がいりませんから、 Z.の項目は適用されません。

レンズ有効径等、御希望の形状をお知らせいただければ、

その製作外径を提案させていただきますので、御遠慮なくお問い合わせ下さい。


 

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