リール微妙に温室。なにげにブルジョア

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リールについて一言


品物のデザインの良し悪しや使い勝手というのは、あくまでも使っている本人、私の主観です。人によって全く評価が変わってしまうのが世の常ですが、まあ、使っている人の先入観やひいきでしかないので。
最近の流行に倣ってアフィリエイトシステムを組み込んでしまったものもありますが、品物の評価については店舗の売り文句そのままではなく、あくまでも自分の使った感想で書き込んでいるので、参考にしていただければありがたいです。

紹介順は、ほとんど各カテゴリごとの使用頻度順です。上のもの程よく使う。

遠投用スピニングリール
メーカー、型番など 持 ち 主 、 か く 語 り き
SHIMANO
Super AERO
TECHNIUM
左標準
 個人的には”最後のエアロキャスト”と呼んでおります。
右用・左用で作り分けられているエアロシリーズの最後の一品。”エアロキャスト”の血統のひとつの到達点です。
僕がよく行なっているベアリング換装ですが、この機種、換装すべき場所がまるでありません。もう、稼動部という稼動部にはすべてベアリングが入っています。そりゃそうだよな。全部で14個も使ってるんだから^^;チューニングのしがいがないという意味ではつまらないです^^;
最近のはまたデザインがこなれて来ていい感じですよね。軽いし。
SHIMANO
Super AERO
XT-SS
左極細
 ボディカラーはテクニウムよりもこっちの方が好きです。買った当時で4割引だったので、税、送料込みでも3万以下です。テクニウムも型落ちにつき、3万ちょいで買ったわけですが。
スプールが樹脂製(スプールリングはチタンコートのアルミリング)のためちょっと安っぽくて残念ですが、スピードキャストのスプール流用すればいいや^^;
一応、オシュレーティングシステムはスーパースローオシュレーティングだし、値段の割にはお得感のあるリールではないでしょうか。
ハンドルをテクニウムで使われているものと同じ木製グリップに、スプールはテクニウム用のものに換装(画像は換装前のもの。"お気に入りフィルター"の方では換装後の画像が見られます)。まあ、雰囲気だけでも^^;
DAIWA
POWERSURF
4000QD
 かなりシマノびいきな方なんですが、ど〜〜〜しても気に入らない時期があって、その時に購入したもの。
重量はこの手のリールでは比較的軽い585g。まあ、このリール使うときは置き竿主体なので、さして気にならないか。
すっかり一世代前のリールになってしまいましたが、丸々したのよりもごつごつしたデザインが好きなのでこいつがいいです。
CORMORAN
CORCAST
4PiF/4Pi
SuperJetシリーズ
 日本ではまだきっと数えるほどしか持ってる人がいないんじゃないでしょうか。 ドイツ・コーモラン社製の小型スカートレスリールです。
シマノの古いスーパーエアロとサイズ比較してみました
シマノとダイワがごっちゃになったような意匠ですが、これが最近の流行りなんでしょう。

と言うよりも自分、下のひとりごとで散々文句言ってたんですよ。
ショートキャスティングロッドを推すならそれに合う小型投げリールを作れと。ストローク20mmくらい、スプール径60mmくらいなら200g台の物ができるだろと。いいかげん国内メジャーメーカーが作ってくんないから海外メーカーのを個人輸入しちゃったよ。2500で275g、3000で290g。国内メジャーなら200前半でいけるだろおいって思うわけですよ。
スカートレスシリーズには珍しく、リアドラグタイプなんてのもある。すげえっす。スカートレスでリアドラグなんて野暮ったさ、たまらんです。
気になるお値段は、定価なら約5000〜5500円、安いところで買えればドイツからの送料込みで5000〜6000円(1ユーロ≒100円換算)くらいと意外にリーズナブル。
しかもこれは本来3ボール/1ローラーベアリングですが、パーツ表には上位機種の7BBのものが使われているのか、あちこちにボールベアリングの表記があり、中級〜上級者向けの換装のしがいがある楽しみもあります。

そうそう。もうひとつの決め手。
リアドラグなのはいいんだけど、日本のってレバー付いてるのばっかでしょ。嫌いじゃあないんだけど、シンプルなリアドラグもあるとうれしいわけですよ。そんなシンプルなリアドラグだったので気に入ったというのもあります。
ついでに言うとヨーロッパ方面ではシマノがダイワ風のアオリマチック的なレバー機能を付けてたり、その逆にダイワがシマノ的なファイティングレバーっぽいものを付けているものもあります。
これはこれで別の機会に紹介できたらいいなと思ってます。
〜〜ちょっとひとりごと〜〜2012/10/10更新
 2010年後半辺りからスカートレスリールが熱いのです。そう言い続けて早二年。
04年あたりのシマノの投げリールの文句が効いたのか、”新デザイン”を強調した新製品ラッシュ。
どうよお前のリールもう型遅れだから!とでも言いたげですが、僕はこの投げリール気に入ってるので壊れるまで買いません…

さてこんな所まで読み通すような時間のある方はお気づきでしょうが、前回の思わせぶりな文章は上記コーモランのリールのことでございました。
この他に、ダイワUSAのリアドラグリールや最新のクローズドフェイスリールもあるので、いずれこちらで紹介していきたいと思います。
個人的にはこの他にもいくつか気になるメーカーのものがあるんですが、それはまた財力が許す時に・・・
というか財力さえあれば、これら知られざるヨーロッパ系のリールの販売代理店にでもなりたい気分です。
そうすれば現地並みの値段で安く供給できるのにな、というもどかしい気持ちはあります。

その他スピニングリール
メーカー、型番など 持 ち 主 、 か く 語 り き
SHIMANO
'00BIOMASTER
1000LS改DH
 今さらリアドラグです。ルアーでのトラウト狙い専門に使用。これにはナイロンの3lbを100m巻いてある
こいつの改とは旧BB−Xで使われていた、木製グリップのT字型握りのダブルハンドルに換装したこと。 ツマミ型ダブルハンドル、というか、ダブルハンドルはどうも好かんのです。T字型握りなのが自分的にはギリギリの妥協点なのです。
ABU
Cardinal 3 SD
 リアドラグに目覚めてフロントドラグのリールをいくつか処分。そして整理したリールの役割を担うのがこいつ。
アブの'05年型スターンドラグ式のカーディナルです。まあこれもリアドラグ系なんですが。
”ぼくがかんがえたさいきょうのカーディナル”のイメージではあるんですが、ハンドルがやや貧弱なのが最大の弱点。
あとはラインローラーがチタンコートじゃないのかとか、ボディはもうちょっとコンパクトにならんのかとか、国内メーカー品に慣れた身には言いたいことはあるにはあるんですが。でもね。重量は270gだし、オシレーション(スプールの上下動)も上端、下端のタメがなくきびきび動くタイプです。
見た目シマノの4000番クラスの大きさなんですが、7千円台の価格帯で実質2000番相当の軽さ、3000番相当の糸巻量で、思ったより出来のいい奴なんです。替えスプールも標準で一つ付いてくるので、今まで持っていた2000〜3000番のリールの役割を全てこいつに任せられる。
ABU
Cardinal
C-375SW
 シマノで言う所の5000番、ダイワで言う所の3500番クラスのリールです。
今までこのクラスは旧オリムピックの廉価品、CR900という物を使ってましたが、さすがに機械にガタが来て、いくら思い入れがあってもいくらメンテナンスをしてももう無理と言うほどの限界に達してきました。そこで白羽の矢が立ったのがこれ。安かったからね。しかも替えスプール付いてるし。
サーフジギングから、軽めの遠投釣りにも向いています。また、遠投リール持って行くほどでもない所(3.6mクラスの振り出しで済むようなところ)や、遠投リールの予備として思った以上に活躍。
SHIMANO
'00BIOMASTER
4000LS改
 またまた今さらのリアドラグです。
現在は主に陸っぱりジギング用に多用されてます。PEの場合、青物に適した2号の太さが、ナイロンではシーバスに適した2.5号相当の糸が下巻きなしで100m巻けるので、とってもいい感じです。最近は2.5号相当の太さでも3号の強さ(12lb)を持った糸が出回ってるので、多少ドラグ強めにしても大丈夫なのがいい。
ついでに3000LSのスプールを追加して、さらに幅広く狙えるように、そしてやはりハンドルを旧BB-Xの木製T字型グリップのシングルハンドルに換えて、ベアリングを一箇所換装。5ベアリングでいい感じ。
SHIMANO
EXSENCE
LB SS3000HGM改
 本来は磯釣り用のリールシステムとして作られていたものが、シーバス用にカスタマイズされて登場。
以前からシーバス用にブレーキリールを使っていたのを自慢してた事から、今となってはシマノの中の人がここを見てくれてたと一方的に妄想。ここで開発費@現物をくれとせがんだものの一向に連絡ないので買いました。
意地の悪い自分はブレーキレバーを従来のBB-X型のものに換装、ハンドルも換えようか悩んでいるけど、高いよ・・・
SHIMANO
BB-X XT3000T改
 これはシーバス用に購入した物。この頃から自分はレバーブレーキでシーバス釣ってたんですよーヾ(*゚∀゚)ノと、先駆者ぶってみる。
当時は驚かれたものだが、今となっては「ドラグなくて大丈夫?」と心配していただけるまでになりました・・・
標準のスプールはリンク先の画像のように、太目の木綿糸を下巻きして樹脂で固め、超浅溝仕様にしてシーバスのルアー用に、太糸用の替えスプールは、CR900の役目を一部補うことになり、5号の糸を約100m巻いてある。気分次第でジギングに使ってます。
さらにヤフオクで手に入れたBB-Xテクニウムの標準スプールを装着。ほとんどテクニウムと変わらない作りになってしまった(^^;
SHIMANO
'03NAVI 2000改
 最近の個人的ブームであるレバーブレーキタイプではないが、機械好きとして内部構造が気になって買ってしまった。
クロスギヤ系でもエアロカム系でもないリールの上下動がなんでこんなキビキビしてるのかが気になって眠れなかったので。
で、また、いつものとおり、ベアリング交換増設(マスターギヤ部:内7mm外13mm厚4mm)と木製グリップハンドルへの交換(旧BB-X用が色的にマッチ)をしています。つーか、あと500円くらい高くなってもいいからマスターギヤ両側にベアリング入れてください。

両軸、片軸受けリール
メーカー、型番など 持 ち 主 、 か く 語 り き
SHIMANO
BANTAM 10X-SG
 中学の頃、高性能ベイトリールなんて物に興味を持ち始めた時期で、かといってマグネットブレーキのは高すぎて(当時はマグネットブレーキは「最新技術」だったのだ)、んなもん買えるかって時に見つけた物。遠心ブレーキです。これは、本来の使い方よりも、防波堤や釣り公園でのサビキ釣りのために多用された。この使わない間も手入れをしていたので、現在でも機関はすこぶる良好、第一線の現役機です。外見ボロボロだけど。最近は、ロックフィッシュやトラウトを狙うためのライトなベイトタックルとして多用されるようになってきた。
ABU
AMBASSADEUR
1500シリーズ
 言わずと知れた超有名老舗メーカーです。宇宙刑事3代カラーが綺麗に揃ったので並べてみました^^;左から、ブルーのボディのシャイダー、1500Cはヤフオクで落札したもの。シルバーのボディのギャバン、1500C-IARは兄からのクリスマスプレゼントで、右端の赤いシャリバン、1500Cは、兄が所有しているものをこの撮影のために拝借。
まあこの1500シリーズ、ベイトリールでは最小クラスのものでしょう。現在はシルバーを淡水用に使用、青はとても珍しく、傷つけたくないので、飾り状態。
ABU
AMBASSADEUR
150PLUSと
2500Cっぽい何か
 まだまだ行きます。画像右側はパーツをかき集めて作った、でっち上げ2500C”Don I'm BINGO”。こんなくだらないネーミングに微笑んでくれるあなたはきっといい人です。ハンドル側パーツは元々ある1500C-IAR、真ん中のフレームは2500C-Rocket、ラインガイド、サイドカップは2500C、他は全部B-Trapのパーツ。要は普段ハンドル側パーツは、まるで付いてない。使うときには機械的に互換性のある1500C-IARのハンドル側パーツを付けている。2500C-Rocketの色は、普通のシルバーよりもやや灰色がかっていて、フレームをよく見ると色合いが違ってますが、よくこんなのでちゃんと動いてるなというくらいには動いてます。
左側は1990年代ごろ、当時の代理店のオリムピックより、1500Cの廉価版として売られていた150PLUSという品物。もらい物です。廉価版とは言ってもカップ部分がアルマイト処理されてなくてただの塗装だけとか、左プレート側、キャスコンのキャップがプラスチック製だという程度で、他にはこれといって見劣りする所はない。5500シリーズの廉価版の550PLUSは明らかに造りが違いましたけどね。さてこのもらい物、しばらく使われてなかったそうで、メンテのために一度バラしてみたら5152ギアはB-Trapの物になっていたし、キャスコンのツマミは他の機種のアルミのものに変わってたので、これといって今すぐいじるような所がない。もらったものだし、これ以上はいじらない。
現在はどちらも東京湾のボート釣りやルアー、ワカサギなど、海水から淡水までオールラウンドに使用。海水の時、2500Cパーツを使いたいときは150PLUSのハンドル側を付ける。かつての横浜線や南武線を思わせる色違い感がエスプリを生む。気がする。ように思う。
ABU
AMBASSADEUR
BlackMax1600C
 中古で2900円だったので衝動買いしてしまったものです。値段が値段だけに清掃やメンテナンスの必要があったので、とにかく分解できるものは全て分解。油落としの洗剤やアルコール系の洗浄スプレーなどを総動員して、使い古しの歯ブラシなどを使って泥汚れや古い油分を完全除去したあとでテフロンコートしてグリスアップ。レベルワインド部のプラスチックブッシュはボールベアリングに換装。約3600円で4ボール/1ローラーの、なかなかいいベイトリールの完成。Btrapの安いベイト買うよりも100倍いいと思います。本体色に合わせて黒い糸の2号を巻いてある。
ABU
Revo SX-L
 超有名老舗メーカー攻勢です。いろんな意味でABUらしくないというか。もうデザインなんて正直ダイワの高いのと変わりありません。左ハンドル仕様。
これだけ両軸を持っていながら、これだけキャリアがありながら、実はマグネットブレーキの物を買うのは初めて。今まで持っていたTörno3003は、デザインこそABUらしからぬ物だったが、まだこれも遠心ブレーキだった。ついでに、左ハンドル仕様を買うのも初めてか。ベイトリールは左の方が使いやすいと思うんですよ。右手で投げる場合がほとんどなので、持ち手を変えることなく巻き取りに移れるという意味で。今回はギヤの滑らかさまでもがアブらしくない。トラディショナルなアンバサダーシリーズは良くも悪くも”機械”をいじっているような温かみがあっていいんですが、手にもすっぽり収まるし、ブレーキの利きもとてもいい。ギヤやドラグのスムーズさも文句なし。一気に進化しすぎて”コンピュータ”をいじっているような感じ。いや、全然いいんだけどね。
ABU
AMBASSADEUR
5500C3-Camo改
 迷彩模様に惹かれて買ってしまった。別に迷彩マニアでも軍事オタでもないんですが^^;少なくとも日本では雷魚釣り用として名の通っているものらしいです。ああ、なるほどね。お店の片隅によく並べてある雷魚用のルアーロッドは、グリップ部分が迷彩のものが多いもんね。っていうくらい第一印象でパッと買ってしまったものなので、いまいち情報が少ないですが、C3の称号からしてそれなりに新しいものだと思います。雷魚って、日本ではマイナーな魚種に入ると思うんですが、だからこその根強いファンも多いのでしょう。そんなファンの思い入れの強さを感じさせます。
元々重いオモリを扱う鯉釣り用にと購入したものなので、回転系のチューニングはせず、そのままで使用。
ちょっと前までは、ドラグやハンドル周りをいじってましたが、現在は画像のように、ハンドルは標準、ドラグノブは通称”ストライパードラグ”と呼ばれる、通常の5000、6000系のドラグノブより一回り大きいサイズのものに変更。糸の色は釣り場や本体色を意識して、濃い緑色のものを使用。
ABU
AMBASSADEUR
7000C4 LD
 船釣り用に一つ持っておこうかと思いまして。その色に惚れて衝動買いしてしまいました。
新品未使用、国内流通品なんですが、ヤフオクで9500円で落としました。送料、振り込み手数料込みでも10500円。やばいです。青いボディのアンバサダーが好きで5601C4も持っていたんですが、おかっぱりジギングは5000Cに任せて、船中心の選択となると7000になってしまいました。
ABU
AMBASSADEUR
10000CL
 とどめは10000CLです。なんと兄からの頂きものです。その兄も、これをほとんどジャンク状態で手に入れたらしいが、自身が元々持っていた同型機が大物ジギング向けのシングルギアだったらしく、ダブルスピードへの改造用で部品取りのみのために破格値でゲットしたらしい。しかし、いじり方次第でまだまだ使えるようだったのでベアリングや細かい部品を交換して復活させた。ハイスピードのみのシングルギアでは石鯛釣りでは苦労するかもしれないが、おいら元々石鯛釣りしないし(^^;持ってるよ、というステータス程度に^^;
GRAIN
COUSE #3
ブラック
現時点では我が家では季節物扱いなので、冬場のワカサギ釣りくらいしか出番がないんですが。
フライリールです。ラージアーバータイプ(スプールの巻き始めの径が大きめに取られている物)なので、巻きグセがつきにくい。だけどその代わりに幅を広く取っていて、径も、標準的な形の同番手のフライリールに比べると、一回りほど大きい。また、これはマシンカットタイプではなく、鋳型に流して作られるキャストタイプなので、これも同番手のマシンカットのものに比べるとやや肉厚で重いです。それでも、こいつは隙間の多い造りをしているのでなかなかカッコよく、海水環境での使用もOKなので、フライはもちろん、黒鯛用としても使えるデザイン。
DAIWA
Millionaire
GS-1000C
 自分、2010年末に引っ越したんですが、準備期間が少なく随分慌てて引っ越したので、かなりの荷物を旧住居に置いてきてしまい、こいつもその中に入ってただろうなと半ば諦めてたもの。と言うより、存在すら忘れてた。30年以上前のダイワ・ミリオネアです。
 こいつは小学生低学年の頃に父親に買ってもらった、わが人生初の両軸受けリールです。川崎・浮島でのサビキ釣りデビューで買ってもらったということは憶えている。多分にABUのアンバサダーシリーズを意識したであろう意匠に、当時の日本の姿が浮かんでくる。
しかしすでにスプールはボロボロに割れて、部品も一部無くなっていたり、油をさしていなかった事もあり、酸化で黒ずんだり青サビが浮いていたりで再起は無理かと思われた。が、残念ながら今の自分にはこいつの死亡フラグをへし折る技術力があったわけで、持てる力と道具を総動員。再起へとこぎつけたのです。ついでにあまった情熱と財力でブロンズベアリングのところにボールベアリングを入れてみた。30年の時を経て再び動き出す。きっと買った当時よりも動きがいい。

キワモノ系^^;
メーカー、型番など 持ち主、語る、語る。語り続ける。
DAIWA
CARBO STRIKER
ST-10
 いいでしょ。これ^^;スピニングタイプのクローズドフェイスリールです。これまた1.5号が実質70m巻けるかどうかの、結構小さいリール。いや、かなり小さい。キスなどのボート釣り、ロックフィッシュやトラウト等に地味に活躍する隠れた名機。しかしその機構の貧弱さから、ルアーなどに使えば数回の釣行でガタが来るだろう素敵なリール。これを所有している方のほかのサイトを見ても、この可愛らしさだけが売りで、(動作が)重い、飛ばない、糸がすぐつぶれる、よれるなどの文句を散々言いながらも結局は可愛がっている姿が、アンバサダーマニアの愛にもつながる気がする。もしこいつを見つけたら、一台は実用に、一台は飾り用に取っておくといい。実売2000円程度なので、ネタとして使うには充分話題に出来る^^;
ZEBCO
Micro 11シリーズ
小型のベイトタイプとスピニングタイプのクローズドフェイスリール。サイズ的には上のダイワのと同じくらいのサイズ。ベイトタイプのはただでさえ小さいのに加えて足も低いので、ひときわコンパクトに見える。糸巻量は4lb-75ydってことだけど、アメリカの品物だし、アメリカは糸の強さは結んだ時の強さ、結節強度で表すので、日本風に言えば(日本は糸の強さは結ぶ前の、直線強度で表す)6lb、1.5号の太さで65mくらいかと。実際1.5号の糸を50m巻いて、ちょっとスキマがあるくらいなのでそんなもんだと思います。ウルトラライトの竿でベイトタイプっていうのはあまりないけど、最近盛んになってきた管理釣り場向きのトラウトロッドなどが出てきてることだし、そっちの用途で使えるかな。もちろんワカサギにもいいんだけど。それぞれベアリングを換装。3ボールベアリングで、えらく動きがスムーズになった。
DAIWA
CORONET mini
ダイワって、一つの型番ですごく長生きするリールがある。最近は半分近く消えてしまったが、シーラインシリーズなどは、僕が釣りを始めた20年以上も前から見ていた気がしたけど、カタログではつい数年前までまだたくさん見受けられた。”日本のPENN”といった感じの、職人気質を感じる。ここのコーナーのカーボストライカーと、コロネットミニも、僕が釣りを始めたころからず〜〜〜っと今まである。しばらく釣りを離れていた自分がまた始めようと思ったとき、釣具屋でこうしたものが現役機種として売られているのを見ると、静かな感動を覚える。

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