2004年12月の日記
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2004/12/31

とうとう今年も終わりですね。
何だか感慨深い一年でした。
サイトに来てくださった方もオフの友人もどうもありがとうございます。
来年もおつきあいいただけると嬉しいです、どうぞ宜しくお願いします。
……にしても寒いですね。

<web拍手返信>
14時:コミケ、お疲れ様でしたの方→ありがとうございます!!やはりオフにはオンとはまた違う良さがあって、たくさんの方から元気を頂くことが出来たと思います。本当にありがとうございます。一日目はとんだホワイトコミケになってしまい大変でしたね、風邪などは大丈夫だったでしょうか?寒いお正月になるようです、ご自愛ください。拍手ありがとうございました!



2004/12/30

冬コミお疲れ様でした!
今回は新刊完売という嬉しすぎるも申し訳ない自体に……ホント有難うございました。
作ってよかったなあと思っています。嬉しすぎて涙がちょちょぎれそうです。
二月のリョ海オンリーに出席できたらちょっと刷って持って行きたいです。
無料配布のにおやぎゅ小話もペーパーも無事はけて、いやはや満足。
小話のほうは近いうちにアップしますので、良かったら見てやってください。
雪が降ったりスペースを寒風が吹き抜けていったり(シャッター二枚開き……!)、
おまけに徹夜明けだったりと過酷な環境ではありましたが大変幸せなコミケとなりました。

冬コミ帰りに中高の友人たちと飲み会があったのですが、
6年ぶり位にあう友人も居て嬉しく懐かしい会となりました。
イベント中は古い友人がスペースを訪ねてくれたりもしました。
実は、彼女に「マンガが上手くなった」と言って貰えたことが、
今回のイベントで一番嬉しい出来事だったかもしれない。
もっと上手くなって、また彼女に読んで欲しいと思う。
中1の時から相変わらずかっこいい人で、久々にあって惚れ直しました。

素敵な本もいっぱい買えました。
コミケはとても良いなと噛み締めております。
ちなみに今日は一般参加でブラブラと会場をうろついてきました。
評論サークルさんなど初めて行ってみたのですが面白かった!
廃墟の写真集やら名取洋之助の資料集やら色々と買い込み。
我々のコミケとは別種のコミケがあって、熱かったです。
多様なオタクが認められている様が素敵でした。
昔はコミケに行くとぐったり疲れたものですが、
最近では却って元気になったりします。
とうてい足抜けなんて出来るわけが無いと確信した2日間にございました。


2004/12/27

リョ海本が終わった…!ぜいぜい。
これからニオヤギュに掛かります、
ペーパーに毛の生えた感じに。
お題をやろうかと思ったのですが頭が停止していて文章が書けませんでした。
たかが一日徹夜しただけでこんなにグタグタになるのは初めての経験です。
中高時代は1徹や2徹、軽かったのにな……年取ったのかな。切な。

新キャラ・比嘉中の知念くんが可愛いと相方が言うため、しみじみ合併号を眺めました。
確かに、最初の衝撃をおいてじっくり眺めれば、可愛いかもしれない。いや可愛いよ。
でもそれ以上に比嘉中のセクシーなユニフォームが気になって仕方ないんです。
ポッキーのCMで仲間なんたらさんが着ているドレスと襟〜肩が同じ形で。
なんつーかこう、妄想が(↓)に飛んでしまいます。

特にバックスタイルがたまらないかと。肩関節がが全部でてるんですね比嘉中ユニフォーム…!ハアハア!


2004/12/25

くさなぎさんがかわいい……!!!!!!

いやいきなり御免なさい、クリスマップのくさなぎさんが可愛くて。
けだるげで凄い色っぽくてドキドキするんです。もう三十路なのに。頭髪キケンなのに!
観ながらトーンをはりはりしていたのですが手が止まって仕方ないです。
もう開き直ってパソやってます。

リョーマさんのお誕生日が何も出来ませんでしたよ…くっそ。
新年トップはメインに据えてやる。

マンガ描くのって楽しいなーと思います。
ひとつのものに時間掛けて作っていくのが楽しいです。
もっと上手くなりたいと思へど文章のが楽で…いや文章もへただけど。
人生色々と要努力です。年賀状もつくらなきゃねー。

web拍手ありがとうございます!
冬コミ明けたら更新したいと思います。
待っててやってくださいませ。



2004/12/21


こんな感じで原稿やっています。
終わるはず終わるはず。多分きっと。
クリスマス兼リョマ誕生日トップを描きたいのですが、
口だけになりそうな予感大なので多くは語るまい。

ジャンプはとにかくまあまあまあ、なのですが、
とりあえずアンケート葉書を送りました。
面白いかどうかは別にして(別にして?)テニスが終わるのやイヤだ。

ブリチのアニメ、OP・EDが微妙に変化しているような?
鰤といい鳴門といい、アニメに手間が掛かってていいなぁ。



2004/12/20

お題『ガラスの破片』終わらせました。19日においてあります。
つまり今日もお題をやる予定であります。しかし予定は未定であります。
しかして書きたいのであります。オレの指がうなってる……!



2004/12/19
(仁王×柳生)

 期末テストの2日目が終わって、その日は午後がそっくり空いていた。もちろん翌日も試験があるのですることといえば勉強だけだったが、英数国の主要教科は終了していたので少しだけ気持ちに余裕があった。なので仁王くんが「判らないところを教えて欲しいからウチに来い」と言ったのに頷いた。それが現在、綺麗ではないが邪魔でない程度に片付いた仁王くんの部屋の真ん中で、引っ張り出された折り畳みのテーブルに差し向かいで勉強している理由だった。
 室内に響くのは、お互いのシャーペンの動く音と紙が擦れる音、ほんのわずかな衣擦れの音。しんと静まり返っているせいで、隣の家で掃除機を動かしているらしい音が分かる。そして本当にかすかだが、小さな子供の歓声まで聞こえてきていた。平日の昼間のありふれた情景が思い浮かぶそれらの音は、全く馴染みのないものだ。背にした大きな窓から射し込んでくる日差しといい、ごく当たり前のことに違和感を覚えて、さっきから何だか落ち着かない気分になっていた。けれど不快というのではなく。恥ずかしいのを承知で例えれば、不思議の国に迷い込んだアリスのような気分だった。自分はこの空間で間違いなく異物であるのに、奇妙に受け入れられている、そんな気がして仕方ない。
 明日の試験教科は古文と歴史で、両方ともどちらかと言えば自信がある。けれど古文の試験範囲をさらった後、歴史の見直しに取り掛かると気が引き締まる。きちんと覚えたつもりでも、所々で小さく取りこぼしてしまうのが歴史で、そのためまだ満点を取ったことがない。今回こそは何とかミスのないようにしたいと思っている科目だったためだ。
 ふう、と息を付くと、赤いセロファンを当てながら歴史の教科書を復習していた仁王くんがつられたように顔を上げる。
「どうしたと?」
「あ、いえ」
「ふーん?」
 慌てて何でもないと伝えれば、仁王くんは可笑しそうに笑ったけれどあっさり引いてくれた。そして自分の勉強に戻る。答えをひとつひとつノートに書き出して確認する手の動きが止まることは殆ど無く、少なくとも歴史で判らないところがあるようには見えなかった。古典が苦手なのかとも思ったが、仁王くんがそちらを勉強する様子はとりあえず無い。手持ち無沙汰ではあったが、自分から「何を教えよう」とでしゃばるもの気が引けてしまう。そのため再び、沈黙の中で向かい合って勉強会することになる。
 背中に当たる日差しは暖かいし、自分の勉強がはかどらない訳でもない。仁王くんの部屋の中は、ふわふわとした違和感を除けば理想的な位の環境だ。不潔ではないが雑然とした室内は、普段篭っている自分の部屋とは全く違っていたが、悪い感じはしなかった。

 変な感じだ、と何度目かに心の底で呟いた時。目に染みるような刺激を感じた。痛いような、くすぐったいような、うっとうしいような。反射的に目を閉じてみると、まぶた越しになにかチカチカと点滅しているような光が動いていた。自然と前屈みになってしまった姿勢に、いぶかしげな、そしてちょっと心配したような声がかかる。
「柳生?」
「……何か、光が」
「ひかり?」
 仁王くんはワタシに問うように言葉を復唱したが、この状態では答えようも無い。邪魔な光が直接目に入らないように気をつけながら、ほんの少しだけ目を開けてみた。細い視界に入るのは、手を止めてこちらを覗きこんでいる仁王くんだけ。午後の夕日に照らされた、彼の心配そうな表情は見慣れないものだったけれど、特におかしなものは無いようだった。ほっとして目蓋を持ち上げると、けれど、再び痛みに似た感覚が目を刺す。とっさに目を伏せた。
「痛い?目に何か入ったと?見せてみんしゃい」
 言葉と同時に仁王くんの指が頬に触れ、ワタシの眼鏡を上にずらした。痛くは無い、という言葉はあっさり無視されてしまう。少し腹立たしい。けれど折角の好意を無下に断るのも気が引けて大人しく肩の力を抜くと、目蓋の上を暖かい体温が触れてくる。仁王くんの指先があまりに丁重に動くので、自分が壊れ物にでもなったような気がした。
 本当に、ほんの少しだけ力が加えられて目蓋の薄い皮膚が押し上げられる。けれどその途端、ひどく強い光が目のはじっこでカチリと瞬き、今までで一番強い刺激を受ける。本能的に目を閉じると、仁王くんは逃げるように両手を放した。そしてその時、持ち上げた皮膚が閉じていくほんの一瞬に、仁王くんの左の手の動きに合わせて何かが光ったのを見る。何も考えずにワタシはその手を捕まえた。
「何と?」
「…………これは?」
 掴んだ手の、親指の先端、左端。まじまじと見てみると、日差しの角度によってその一箇所だけがキラリと光を弾いていた。なるほど、赤いセロファンシートをずらすため細かく動いていた指先が室内に差し込んだ光を反射して、偶然に自分の目に入ったのかと納得する。考えてみれば、突然の違和感は西日が室内に長く入るようになってすぐのことだった。
 けれど、何故仁王くんの爪の一部分のみが光を弾くのか、それは分からない。左の親指を両手で掴んで目の高さに合わせると、仁王くんはいぶかしげに眉をひそめて自分の指に視線を向け、そしてようやく破顔した。
「ああ、これのせいか。悪かったのぅ。気付かんかったと、忘れてた」
 そういえばそうだった、と仁王くんは笑い、親指の爪の先、ふちから少し真ん中によった所をとんとんと指差した。その場所が夕日を反射して、ちょうど陰を作っているワタシの体に向かい一筋の光線を作る。不思議な光景に目を奪われていると、仁王くんは笑った声で説明した。
 いわく、爪の中にガラスの破片が埋まっているのだと。小学校3年の理科の時間、実験中のに割ってしまったプレパラートを放っておいて忘れてしまい、実験レポートを書くのに必死になって勢いよく消しゴムに手を伸ばした時、割れたガラスが爪と肉の間に突き刺さったのだと。
「ほとんど取れたけど、ちょっとだけ残ったんよ」
 何てこと無いように、むしろ懐かしむように仁王区くんは自分の指先を撫ぜる。けれど、体内に異物を包み込んで平気でいられることは何とも信じがたかった。思わずゴクリと息をのむ。
「痛くは、ないのですか?」
「ほんとうに時々、たまにだけ」
「取り出してしまわないのですか?」
「爪を剥がして?そっちのが痛い」
「そうですか……」
 うん、そう。と仁王くんは笑うと立ち上がった。シャッ、とカーテンを閉めて室内から西日を追い出すと蛍光灯を灯す。これなら問題なかとね、と振り返り、座りなおす前にワタシを頭に軽く手を置いた。テーブルを挟んで、立って屈んだ仁王くんを見上げる格好になる。
「……何ですか?」
「ここが気に入ったと?」
 真顔で聞かれた問いは、まったく意外なものだった。質問の意図が分からず、何と答えたものか分からない。数度目をしばたかせて考える。けれどワタシの考えがまとまる前に、仁王くんが考えなくて良いよと言う。人に尋ねておいて何なのだと眉を寄せれば、仁王くんは宥めるように頭に置いた手をぐしゃぐしゃと動かす。子供を相手にするような仕草は慣れなかったが、意外に不快なものではなかった。
「考えんくて良いから、また教えに来て」
「教えると言っても、仁王くんはワタシに教わる内容など……」
「じゃあ内容じゃなくて態度。学年トップさまの勉強の仕方を勉強させて」
 決まりな、と仁王くんは笑うとワタシの頭から手を離し、さっさと座って自分の勉強を再開してしまう。シャ、シャ、と滑るペンの音に、何て勝手な態度だとは思っても邪魔をする気にはならなかった。ここで声を荒げて文句を言うのも間が抜けた感じがする。仕方なくワタシもテスト対策を始めて、けれど機械的に内容を覚える頭の反対側で思う。ワタシはそんなに苦しそうだったかと。
 さっきの仁王くんの勝手な言葉、あれはどう考えても仁王くんの都合を装ったワタシへの優しさだった。あの言葉だけでなく、今日この場にワタシをつれてきたことも同じだ。からかい調子で言われたはずの『学年トップさま』の言葉から、嘲る響きはまったく聞こえず、代わりに心配と焦りが響いた。仁王くんはワタシを心配しているのだと気付いた。まったく素直でないその優しさに苦笑が漏れる。
 ライバルたちが居並ぶ図書室よりも、まして両親の無言の期待が満ちる自分の部屋よりも、この場所はずっと落ち着く場所だった。馴染みのないワタシをそっけなく、けれど確かに受け入れてくれる。気を張らない空間に、ほっと息がつけた。
 相手にわからないようそっと、前に視線をずらす。教科書に向かって俯いた格好で、目が文字を追うのに合わせて睫毛が揺れている。まるで自分の世界に没頭しているようだった。けれどもう、随分前から知っている。今回のことはその再確認に過ぎないのだ。嫉妬も期待もなく、ただ居ることを認めてくれているのは、目の前の部屋の主その人なのだ。まったく素直でない人だから、いつも礼を言い損ねてしまうのだが。
 光を弾いて合図でも送ってみようか。
 ふと浮かんだ自分の言葉の馬鹿馬鹿しさに少しだけ笑いながら、そっと視線を下げた。

(『とんがった10のお題/ガラスの破片』(「少数お題愛な貴方に色々なお題」水木翠さま提供)


くう、終わらないけどストップします。→終わりました(20日)。
ジャンフェスで萌えを同時に風邪も拾っきたようです。
ゲェッホゲェッホげっほう。この時間の無いときになんてこったい。

web拍手ありがとうございます!!!更新滞ってまして申し訳ない。



2004/12/18
(書いているのは19日ですが便宜上18日ということで)

行って来ましたジャンプフェスタ。

09:20 会場入り
09:30〜10:10 テニスのステージ→
 ムービックで立海のアニメ絵パズル鑑賞→
 BLEACHの護廷十三番隊等身大パネル鑑賞→
 テニスの青学レギュラー等身大パネル鑑賞→
 銀魂の万屋を鑑賞→
10:50〜12:00 ソニーブース『RADIO-KON HYPER』
 青学屋台での菊丸クレープ購入に失敗→
 ボーボボ屋台で「ぬ」のり弁(500円)を購入→
12:50〜13:30 BLEACH のステージ
13:50〜14:30 NARUTOのステージ(「ぬ」のり弁を食べながら)
 原画展を鑑賞→
 セガブースで「ご魂手甲風手袋」もらう→
16:00〜16:40 BLEACHのオリジナルアニメ
 ショウワノートで青学と立海のファイルを購入→
17:00 閉場
な感じのタイムスケジュールでした。最初から最後まで居ましたよ。
物販ブースはどこも混みすぎでいた(ex.ぴえろ:3時間待ち)のでスゴスゴと退散。
「そのうちアニメイトに出るよ!」を合言葉にステージを観に飛び回りました。安上がり。
では展示とステージのざっとした感想を写メを交えて以下に。

テニスのステージ
乙女津波にもまれながらなんとか観ました。
出演は皆川さん・甲斐田さん・諏訪部・置鮎。司会は水島優さん(女の人忘れた)。
なんと今年は許斐テンテーがいらっしゃらなかったのですね、凄く寂しかったです。
幕張くんだりまで、許斐に(ネタバレを期待して)会いに来たようなもんなのに!
毎年見せ付けてくれる許斐テンテーの不思議なお洋服を楽しみにしてたのに!
と微妙に萎えつつ、けれど声優さんたちは皆さん芸達者でいらっしゃいました。
みんなの役をとりかえて生アテレコ〜、とか色々と。でも遠くて聞こえなかった…。
声優の皆さんは何故かボーボボのマスコットをつけてました。なぜだろう。
あと皆さん役柄のジャージを着ていたのに、諏訪部は着ないでひざ掛けにしてました。
サイズが小さかったらしいです。レディースサイズですから仕方ないですね。
映画の予告がちらっとありましたが特に萌えるものではなかったような。
でもリョーガさんが格好よかったです。あの人はお父さんの元彼ですかね?

ムービックの立海アニメ絵パズル
立海パズル1 立海パズル2
こんなかんじ。
友がこれを見て「蓮二さん以外は真田を見ていない、可哀相に」という感想をもらし、
その後「でも真田×柳的にはすごく美味しい」と喜んでいました。

護廷十三番隊等身大パネル
パネルは微妙にショボかった……が、しかし。
会場スタッフのお兄さん二人が死神コスチューム着用で萌えました。
フツーに着てる感じがコスさんと違って凄い良くてジロジロ鑑賞。良かったです。

青学レギュラー等身大パネル
薫パネル1 薫パネル2
薫さんと手塚だけ手前に置いてあって撮りやすくて大変うれしかった代物。
薫さんと並んで撮ってみたりもしました。えへへ、薫さんおっきいね、とか思ったり(うわ)。

ソニーブース『RADIO-KON HYPER』
人形劇風コン 安元さん
実は今回一番楽しかったものです。
NHK人形劇風コンちゃん(CV/真殿さん。姿は見せずに司会役)にメロメロになりつつ、
舞台が小さめ&早めに陣取ったため声優さんとの距離が凄く近かったのが印象的。
出演は真殿(コン)、杉山(雨竜)、安元(チャド)、イトケン(恋次)、司会の男性。
このチャド役の安元さんが良い感じで、うっかり声優萌えしそうな勢いです。
低くて甘めなラテン系の声も好みな上ご本人も可愛いくてらっしゃる。
舞台になれてない照れた笑いが好印象でした。思わずパチリです(↑)。
「もしこのキャラがこういう状況に置かれたら」というゲーム中ヒットだったのは、、
「好きな子はいるの?」の問いに杉山as雨竜「そんなことを君に応える義務はないよ」、
「もし宝くじが当たったら?」に安元asチャド「アプウェロに会いに、メキシコに帰ろう…」、
「ファーストキスはいつ?」にイトケンas恋次「そんなん…、まだしたことねえよっ!」。
ちなみにイトケンの「吼えろ、蛇尾丸!!」はもう十分ですという位聞かせて頂きました。


ショウワノートの青学と立海のファイル
青学ファイル 立海ファイル
テニスサイトなので他ジャンルは省略して。
これは、そのうちアニメイトで発売すると思いますが買ってしまいました。
ポスターと下敷きとファイルの3アイテムづつ、青学・氷帝・立海の三校の絵柄あり。
ショウワノートのテニス物販は凄く混んで、日中は整理券が配布されていました。
整理券を貰えず諦めていたのですが、閉場間際に行ってみたら買えました。
青学の図柄は、薫さんが最前列で王子はそのすぐ後ろという嬉しすぎるもの。
立海は柳生と柳が親しげで百合な雰囲気をかもし出していました。これもこれでいい。

短く感想を言うつもりが何か長くなってしまいましたが、
とにかく楽しい一日にございました。来年許斐センセーに会えるといいな!



2004/12/15
『とんがった10のお題/ガラスの破片』途中まであったのを上に移動。

ネームネームネームが終わらない。
でも明日は卒論打ち上げ会で明後日は昔馴染みと飲み、
その翌日はもうジャンフェスですってよどうしましょう。どうしよう。
描いて消して描いて消してを繰り返すと良い構図が浮かぶのですが、
一枚に3時間とかざらに掛かってしまって結局、作画が雑になってしまうのです。
もっと時間を掛けて描けばよいのは分かっていても、ゴールが見えない描けないとも思う。
ううううう根性無しめが。

まだアニメを見ていないのですが、薫さんは出ていらっしゃるのかな。
気になります。ほんと薫さんが大好きだ。私は竜崎先生か穂摘さんになりたい。



2004/12/14

あと十日でクリスマスイブですか。独り者は肩身が狭い季節です。
そういえばクリスマスまで続いたことが一度もないなと、今更気づきました。
隠れオタクをやりながら冬の恋人的イベントの数々を乗り切る術を私は知らんです。
隠れなければ良いのか。相手もオタクならモウマンタイか。つまりコミケデートか?
……それなら独り者で結構です、と思ってしまうですと(ヒロシです)。
ジャンフェスで許斐テンテーと(一方的に)ランデブーですと。

冬コミ原稿、未だネームをやっている危機的状況なのですが、
リョーマが可愛く思えるこの頃。受けの子も攻めの子も可愛いのって、いい!
描いていてすごーく幸せになれます。におやぎゅも百合ゆりしくて可愛いですよね。
あとは綺麗に仕上げられる腕と根性が欲しい。思ったように描ける手が欲しい!

今日はお題なしですすいません。
でもってweb拍手ありがとうございます!!



2004/12/13
(リョーマ×海堂)

 身体測定の日というのは、妙に楽しい。まず授業が潰れる。それだけで学生にとっては十分過ぎるほど素敵なものだが、測定そのものも中々楽しい。いつもの教室に見知らぬ機材が持ち込まれ別の場所のようになり、それを次々に巡って診察を受けていく。上手く空きを見つけて手早く回っていけば、その分早く帰れたりする。景品のないスタンプラリーのようなもんだなと、昨年初めて中学の身体測定を受けた越前リョーマは思った。そして、総じて悪くない印象を抱えて二度目の身体測定を迎えた訳だったが、実際は悪くない所ではなかった。空いた午後の時間――今日は部活動も中止だ――にどうやって愛しい人を誘い出そうかと浮かれすらしていた気分がどん底に落ちた。選択教室脇の廊下にずらりと並べられた椅子に座って順番を待ちながら、リョーマはドナドナな気分でため息をつく。
「…………採血なんて、去年はなかったじゃん……」
「無かったから、今年やんだろ」
 独り言を呟いたつもりだったのが、返事をもらってリョーマはぎょっとする。しかもその声は、最近一番よく聞いているかもしれない声だった。リョーマがうな垂れていた顔を急いであげると、目の前には青学男子テニス部副部長海堂薫がいつも通りの薮睨みで立っていた。もう一年を越える付き合いになるのでこれがこの人の素であることをリョーマは良く知っている。けれど周りにいたリョーマのクラスメイトたちは不機嫌そうな上級生の出現に、触らぬ神に祟りなしとばかりに静かに場所を移していた。海堂はそんな周りに気付く様子もなく、リョーマの隣から一つ空けた椅子に腰を下ろす。その微妙な距離に、リョーマはちょっと笑った。これでも立派な進歩だけれど、と。
「どうせなら隣に座ってくれればいいのに」
「ああ?何か言ったか」
「え、何も言ってないッスよ。それより先輩はココで座ってて良いの?」
 そらっとぼけたリョーマに少しむっとした様子だったが、聞かれたことに答えるべく海堂は頷く。この辺が好きだなぁと幸せに浸るリョーマに、口を開いた海堂は現実を見せ付ける。ずい、と左腕を突き出して、間接の内側をリョーマに見せるようにした。そうして右手で押さえつけていた脱脂綿を外し、内側の白い皮膚に浮かんだ小さな赤い点をさらす。そこからはポツリと赤い球形が盛り上がって、ゆっくり海堂の肌を伝っていった。
「採血終わったらしばらく座ってろって言われたんだよ。血ぃ止まったら脱脂綿そこに捨てて次行けって」
 なんてことないように海堂は続けたが、リョーマは海堂の肌を這うほんの僅かな赤にぞっとする。あまり見ることの無い体操着の海堂を楽しく眺めていた目つきは一変し、本当に嫌そうにリョーマの眉がしかめられ口元が歪む。海堂は不思議そうに越前を見た。
「…………血が駄目なんてこと、ねぇよな。あんだけ派手に怪我しても平気だったしな」
「血は、いんスよ、別に。血はね」
「じゃあなんで」
 分からない風に言葉を切った海堂は、けれど落ち着かなげに自分の腕をさするリョーマを見て気が付く。何だかとても意外な気がして、この一年で自分と背の並んだ後輩を海堂はまじまじと眺めた。
「ガキかよ……」
「うるさいっスよ。人間誰しも苦手なものはあるものっしょ」
 心の底から呆れたような海堂の声にリョーマはふてくされる。随分大きくなった体を縮こめるように、両手で頭を抑えてズルズルとうな垂れた。海堂は生意気な台詞は聞かなかったことにして、珍しく沈みきっているリョーマを飽きずに眺めた。けれどしばらく眺めても落ち込んだポーズは崩れなく、これはどうやら本当に嫌がっているらしいと理解した。海堂はこの少し特別な後輩が、往々にして物事を派手に言いがちであるのをよく判っているので、判断には余分な時間が必要なのだ。
「別に、大して痛ぇわけでもないだろ。筋肉注射と違って血管に針入れて血を抜くだけだぞ」
「…………うっわ、血管に針入れるって……」
 海堂は本気で嫌がっている後輩を気遣って言ってみたのだが、悲しいかな逆効果だった。リョーマは銀色の針が赤い血管に刺さっていく様子をありありと思い浮かべてしまい、ぶるりと身を振るわせる。そして更に体を硬く縮こめるた。その様子は情けないというか頼りないというか、とにかく憐れっぽくて、海堂は思わず吹き出した。フ、と漏れた海堂の息に反応してリョーマはガバリと体を起こす。そして未だたっぷり笑いの余韻の残る海堂を凝視した。
 さすがに気を悪くしたか。海堂はリョーマの視線を受けて、少し悪かったなと反省する。けれど予想に反してリョーマは怒るでもなくポカンとした顔で海堂を見た。
「うーわー……。今日は槍が降るね」
「どういう意味だ」
「テニスしてないのにアンタが楽しそうっスよ」
 ありえない、とリョーマは呟く。海堂は、オレは一体どういう認識をされているんだと眉をひそめた。リョーマは海堂の眉間には気付かず独り言のように言葉を続ける。
「That turned a misfortune into a blessing?」
 リョーマは自分の世界に入ったらしく、海堂にはよく判らない言葉だった。ぽろりと漏れた自分とは明らかに違う発音に妙な疎外感を感じて、本来謝らねばならない海堂のほうが不機嫌になる。そのためだろうか、普段なら放って置いてやるはずの小さな勘違いを、海堂は指摘した。
「……edじゃねぇだろ。まだ終わってねえぞ。お前はこれから採血だ」
 ボソリと低い声に、リョーマは固まった。海堂はそれを少し小気味良く眺め、大分可愛いなと思う。やはりこの後輩は、良くも悪くも海堂にとって特別だった。他の人間よりも、腹立たしくて、苛ついて、可哀相で、憧れて、可愛くて。海堂の感情に触れることが多いのに間違いなかった。
 ……そうして二人の間におりた沈黙が幾らもしない内に、リョーマの執行猶予が切れた。採血が行われている教室内から、「二年生入っていーよー」と声が掛かる。さらに強張ったリョーマを置いて、海堂は立ち上がる。不安そうに海堂を仰ぎ見た顔の情けなさに、海堂は再び笑いそうになる。けれどそれは何とか堪えて、代わりに突然、リョーマの頭をひっぱたいた。
「いった!」
「注射針はそれより痛くねぇよ」
「だからって」
 当然の文句を続けようとしたリョーマの言葉を塞いで、海堂は続けた。
「早く終わらせねぇと、先帰るからな」

 turn a misfortune into a blessing、
 災い転じて福となる。

(『とんがった10のお題/注射器』(「少数お題愛な貴方に色々なお題」水木翠さま提供)

ジャンプ。

手塚の扱いが軽すぎやしないかい。
せめてあの試合には2週くらいかけても良かったのでは。
と思うのですがコレに関しては私よりずっと言いたい人がいるからな…。
でも山吹戦前の不二VSリョーマみたいでちょっと懐かしかったです。
青学のこういう感じが大好きです。馴れ合ってないけど親しいの。
ああ、ときめくな……v
今週はディグレもブリチ(一角…!!!)も武装錬金もドキドキで大変です。

今日は冬コミに向け手持ちの同人誌を整理してその収穫でパンフを購入。
おお、これぞオタク的循環、と独りひそかに笑っていたのですが。
とても好きなサークルさんが他のジャンルでもスペース取っているのを発見……。
なんだかこー、ちょっとね、ガックリきます。大好きよ。私アナタが大好きだけど、さあ。
そうでなくても67は半数落ちてる激戦だったんだから、今回くらい控えてくれりゃーさー。
何だか泣きそうになります。作品と人柄は関係ないと言ってしまえばそれまでですが。
……わたしは落胆されないようキチンとしたい。
いや出来てないことが多いんですが、志として。

web拍手ありがとうございます励みになります!そろそろお礼絵変えたいです。


2004/12/12

『とんがった10のお題/注射器』途中まであったのを上に移しました。

冬コミ新刊表紙

冬コミリョ海コピー本の表紙があがりました(↑)。
新しいプリンターに浮かれてかつてなく濃い表紙になりました。
お二人とも制服シャツ着用ですが、中身ではほとんどユニフォームです。
青学ジャージの配色が苦手なため逃げた結果です。あんな強い色は塗れねえ。
くっそう、要精進です。


<<web拍手返信>>
*14時の桂木さま:わわ、こちらこそ有難うございます!!あの、桂木さまとおっしゃると、siesta〜の管理人さまですか…?違っていたら大変失礼なことで申し訳ないですが、もしそうだとしたらとても嬉しくて光栄です。まだまだリョ海は始めたばかりで掴みきれて居ない部分もあるのですが、楽しんでいただけると本当に嬉しいです。拍手ありがとうございます!


2004/12/11

新しいプリンターを購入したんですが、最近のって凄いですね。
とっても賢い子なのに意外とお値段お手軽でびっくりしました。
イベント2日間分ぐらいで買えました(基準がおかしいです)。


2004/12/10

卒論終わったー!なんやかんやで本文終わってから一週間くらい掛かった……。
でも図版を複写した写真を貼ったら何だかゴージャスな論文になりました。
…………なったような、気がします。まあ良いや、兎に角終わった!

と勢い込んで表紙の線画を描いたは良いけどスキャナがおかしい。
前々からだがプリンタは壊れている。これでは原稿が出来ん!
ので明日はお買い物です。出費だなあ、ううーむ。

金曜ロードショーの千ちひ。思わず見てしまいました。
ハクちゃん可愛い…そして映画内の随所に妙な色気がありますね。
色気というか、性的描写か。小さい子が大きくなってから見たら驚くんじゃないかな。
あと宮崎監督は自分の何が怪物だと思えて何を救って欲しいのかなと、いつも疑問です。



2004/12/09



お絵かきBBS本家のテニプリお題で描かせてもらったもの(↑)。
本家は凄く緊張するけど凄く刺激になるので時々描かせて貰ってます、
自分に出来る精一杯で描こうと思うから腕の無さに泣きたくもなるんですが。
皆さん凄く上手くて、でも上手いだけじゃなくてとても熱いんですよ。
あれほど多くの玄人はだしの素人がいる日本て凄い国だと思う。

web拍手ありがとうございます!数字のひとつひとつを拝んでます。



2004/12/08

<アニメネタバレのため反転してお読みください。>

薫たん……!!!

ありがとうアニメスタッフ、ありがとうテレ東!
もう最初からおいしくて可愛くてたまらない……!!!
薫さんのさりげない先輩ぐあいがたまらなリョーマとのやり取りといい、
薫さんの(素の喜安っぽい)高めの声とかきょとんとした目とか、その他色々、
公共電波で同人誌みちゃったよ。の気分。たまらん。本当にたまらん。本当に。
リョーマを庇う薫さんも素敵津田ボイスに絡めとられる薫さんも菊ちゃんに宥められる薫さんも川辺でげんなりしてる薫さんも観ったん(裕観も可愛かった!)に怯える薫さんも説得に揺れる薫さんもダブルスの立ち位置間違えた薫さんもコートに入ったは良いけどどうしたらいいか分からない薫さんも思い出しかけて苦悩する薫さんも裕太を叱りつけちゃった自分にびっくりする薫さんも思い出してきょとんとする薫さんも、みんなみんなみんな全部可愛かった……!!!もう萌えすぎて息切れがします、ハアハア。
提供バックで久しぶりに乾海を微笑ましく眺めることも出来ました。
乾海もああいう感じに乾が薫さん大好きなら泣かずに見られる事が分かりました。

でも繰り返し繰り返し見ているのは冒頭のリョ海なんです。へへ。
小生意気なくせに勝てないリョーマと男前に優しくて可愛い薫さんがたまらねえぜ!!!
あー、人生良い事があるもんだ。


<<web拍手返信>>
*13時:看板に偽りなし〜の方→感想ありがとうございます!そうですね、きっとリョーマが薫さんの言っていることを理解して初めて対等の立場につくのだと思います。そんな風に想像して頂けることがとても嬉しいです。リリカルといえばgoogleで「リリカルホモ」を検索すると二番目にここのインデックスが出てくるんですが(笑)、これからも看板通りのリリカルなリョ海を書いていくつもりです。良かったら読んでやって下さいvではでは拍手ありがとうございました!!!



2004/12/07
(リョーマ×海堂)

 オレも人のことが言えた義理じゃなかった。人付き合いはとても苦手で、いつもどうしたら良いか分からなくて、いっそ煩わしいくらいだ。放って置いてくれてと思ったことは何度もあるし、思うだけでなく言葉に出すことも珍しくは無いから今では周りもそれなりに扱ってくれる。去年の春に入部したときこそ少し辛かったが、それでも早く強くなりたいという思いのほうがずっと強くて大して気にもならなかった。だから、分かるといえば、分かる。周りなどどうでも良いから兎に角、自分が早く強くなることだけを考えていたくて、強くなるために役に立つことだけしていたいと思うことは、相当歪んではいるが理解出来るのだ。けれど、それでも、突然垣間見えた越前の心はひどく馴染まないものだった。だから、オレも人のことが言えた義理じゃないが、そう前置きして話し出した。初冬の夕方の帰り道、空はもう真っ暗だった。越前はオレの隣を歩きながら、面白いものを眺めるようにオレを見上げていた。
「……お前は少し、おかしいと思う」
 流石に言いにくくて歯切れが悪くなった。けれど越前は何てことないように、へえ、と笑った。まるで当たり前のことに今更気付いたのだろうか、といわんばかりの軽い応じ方だった。

 きっかけは些細なことだった。火曜日の三時間目と四時間目。一年二組の音楽の授業は長引いてしまいがちで、三時間目のあとの十分休みに食い込んでしまうことがよくあった。そのため一年二組の生徒が教室を出ると、廊下にはもう四時間目の準備を整えた二年七組の生徒がズラリと廊下に並んでいる。一年坊主たちは少し急かされている気分でぱたぱたと上級生の前を駆け抜けていき、けれど中には悠然と歩くのも居て、それが越前だった。毎度毎度、海堂の前をのんびり歩き「ちーっス」と面白そうに挨拶をして通り過ぎていく。海堂は海堂で、越前の揶揄するような態度が気に食わないながらも律儀に返事をしていたものだから、最初はテニス部らしい一年の態度の大きさを見咎めていた海堂のクラスメイトも次第に越前を気にしなくなった。ただ海堂だけが、いつだって独りで廊下を折れ階段を下っていく越前の背中を眉をひそめて見詰めていた。隣に並んだ友人に「あの後輩が嫌いなのか」と聞かれてしまうほどに。
 一旦気付いてしまえば、海堂が驚くほど越前は独りだった。音楽室からの帰り道、そして音楽室の中でちらりと見える姿と、いつだって越前は同じ風に振舞っていた。強烈に周囲から浮くのではなく、集団の一番最後に付かず離れずの格好で、けれど本当は全く隔絶しているようだった。気をつけて見れば部活内でも同じ光景を見ることがあった。レギュラーとして集合を掛けられる前、他の一年たちと一緒にコート整備や準備体操をしている時がそれだった。誰とも話さない訳ではなく、暗く俯いている訳でもない。笑っていることもある。それでも越前と他の一年との間には紛れも無い断絶があるように見えた。少なくとも越前はそれを理解し、むしろその孤独を望んでいるようにさえ見えた。
 そして、越前がその孤独の膜を解くのは、レギュラーの上級生の間に混じった時だけだった。さらに厳しくを言えば、越前は自分より格上と思えるレギュラーとのみ接触を望んでいるようだった。越前が、学ぶところがあると思える相手にのみ越前は目を合わせ挑みかかった。一度気付いてしまえはそれは鮮やかなほどの選別で、海堂は胃の奥がゾワリとした。テニスが全て。それは海堂にだって同じことだ。けれど、越前の取捨選択は、あまりに度の過ぎた、幅の狭すぎるものに思えて、ひどく気持ち悪かった。海堂は思った。それじゃあまるで、まるで。

「お前はテニスのための機械みたいだ……」
 促すようにして海堂に言わせた言葉に、越前は傷つくでもなくにやりと笑う。海堂の見当違いが全く可笑しいと笑う。
「そんな訳ないでしょ。オレがやりたいからやってるに決まってる。海堂先輩だって同じでしょ?」
「でも、お前のは……違う」
 あっさり否定されて、海堂はどう言えば良いのか分からなかった。確かに海堂自身も同じようではあった。けれど、それでも違うのだ。海堂には、寄ると触ると取っ組み合いの桃城がいて、それを嗜める同学年の部活仲間がいて、手を差し伸べてくれる先輩がいた。彼らとの縁を取り持つのはテニスだけれど、間にあるのはテニスだけではない。誰とでも親しく出来るわけではないが、教室の中でも何となく気心の知れている友人のひとりふたり位はいる。言葉にすれば気恥ずかしくて仕方ないが、部活でも教室でも海堂は確かに友情のようなものを受け取っていた。
「……お前は、テニスをするためだけに此処にいる訳じゃねえだろ」
 海堂は、迷い迷い口を開く。普段は自分の考えを言葉にすることから逃げているためだろうか、思ったままを表す言葉が見つからなかった。テニスをすること、此処にいること、誰かといること。つまりは『生きる』ことだったが、海堂にはまだその言葉が使えなかった。
「オレはテニスをするためだけに青学にいるッスよ。じゃなきゃ、こんな湿気ばかりの国になんて来なかった。……海堂先輩だって、テニスがしたくて――手塚部長に憧れて青学に入ったって、言ってたでしょ?」
 越前は、この国に来る、と言った。その言葉は海堂に、自分と後輩の違いを改めて思い知らせたが、言った本人は気付かなかった。海堂の驚きに気付かず、越前の口調はふと弱気になる。海堂が何を言うのかと面白がってみたものの、理解出来ない言葉の羅列に少しだけ動揺したためだ。けれど、越前にしてみれば当然の動揺だ。殉教者のような直向さでテニスに取り組む海堂は、それこそテニスをするためだけに居るような人だった。自分があからさまにしない思いをストレートに出してしまう海堂だからこそ、越前はこの一つ上の先輩に好意を持っていた。それなのに、突然、この人は一体何を言い出すのだろう。越前こそ海堂が分からないと思った。
 海堂は考え込むように、越前を目を合わせたまま唇を噛む。その様子に越前はますます不安を煽られた。
「……オレがテニスのために青学入ったのは本当だけど、それ以外のもんだってあんだろうが」
「オレはテニス以外興味ない。もうずっと前からそうだ。それ以外なんて、あんたしか居ない」
 海堂自身はっきりとは言えなかったから、それ以外のもの、と、とても曖昧な言い方をした。それを越前は、低く重い声で、たったひとつに限定してみせた。海堂は越前の言葉を量りかねて、ただじっと越前を見る。
「オレはテニス以外大事じゃないけど、大事じゃないから、あんたが良いなって思ってる。テニス以外を見ないあんたが好きだと思ってるっスよ」
 たったひとつに偏った視界の中で、あんただけが特別。越前の言葉は、ひどくロマンチックな告白にも聞こえた。けれど海堂は否定する。
「オレは、テニス以外にも大事なものがある」
 日が落ちて、風が冷たくなっていた。越前は寒風にさらされながら、けれどぴくりとも動かずに海堂を見上げていた。海堂は一度言葉を切って大きく息を吐くと、冷たい空気で肺を満たす。そして言った。
「オレが例外ならそれでもいい。でも、もっと他に増やしやがれ。お前がテニスしか見てないのはおかしいし、気持ち悪いし、……悲しいとオレは思う」

 海堂がきっととても大事なことを言っているのは分かっていた。勿論自分も真剣に話していた、ついさっきまで。けれど。越前は海堂を見上げながら思う。……果たしてこれは両想いだろうか。

(『無意識な10のお題/自分の癖』(「少数お題愛な貴方に色々なお題」水木翠さま提供)

何がクセなのかといえば思考のクセを書きたかったのです。
ちょっとテニスに狂っているリョ海さんの、でも違う感じを。
薫さんは基本的に普通の家庭で愛されて育っていて、
リョーマだって勿論愛されているに決まってるけど
家庭内に絶対的にテニスがあると思うのですよ。
まだ幼くて思考も未熟だからリョマさんはテニス以外考えてないんだろうなと。
自分で選択したというよりは目の前にあるものを当たり前にやっているのだろうなと。
そういう意味で自発的にテニスを選んだ薫さんよりもずっと幼いのかなと思いました。
世渡りとかはリョーマのが上手そうに見えるだけにギャップがあって宜しいじゃないかと。
そんでもって自我の目覚めとして薫さんを持ってきてるのは、まあ、乙女の夢です。
さて10題終わりました。卒論もほぼ終わったし、良いタイミングでした。

昨日はさらっと流してしまったジャンプ。
人様の感想を読んで回っていたら、
自分がどれだけ薫さんしか見えていなかったか気付きました。
いやその、いっぱい新キャラでたなーとかサナヤナ可愛いなーとかは思ったんですが、
でも薫さんのあの濡れた半裸の衝撃で全て吹っ飛んでいました。だってあの流し目!
アジアンビューティーな子であるのは既に周知ですが、しかし良いもん見ました。ホウ。
でも自分だけ雨宿りしつつ半裸で濡れてる薫さんを見てるのってどうかな、乾さん。
目に楽しい光景だとは思いますが可愛い子のためを考えて止めてやってくれ……!
(いやまあ乾さんは止めないかなーと思いますが。そういう事に気付かなそうだ……。)
既に乾の手から離れた成長を遂げているにも関わらず一緒に練習している薫さんが、
成長後もピッコロさんに懐く悟飯ちゃんを彷彿とさせました(古いよドラゴンボール)。
……いかん。乾海を考えているとどうしても泣きそうになる。頭がおかしいよ。



2004/12/06

『無意識な10のお題/自分の癖』の途中まで置いてました。まとめて↑に移しました。

お、終わらないので一旦止めます。ねむい。
ジャンプも色々なんだか大変だったんですけど、
とりあえず薫さんの裸体がまぶしかったです。目が、目がぁ!
でもあの子って登場の度に脱いでるように思えるの、気のせいかな。
あとディグレの神田の下の名前が分かって電車の中にも関わらずニマニマでした。
そんでもってラビ×神田もいいなと思いました。うん、凄く良いと思うよ。



2004/12/05

『無意識な10のお題/自分の癖』書きかけを置いてましたが↑に移動しました。

もんの凄い途中でアレですが切らせて頂きます。
うむ、いい加減資料を探しておかないと明日撮影が出来んです。
明日撮って参考文献作って出典作って表紙と目次作って印刷して写真貼って。
冬コミの原稿がしたい…うあう。

ちなみに今日作った画像(↓)。結構可愛いと思うんだけどな。



2004/12/04
(仁王×柳生 + 海堂)

「…………あの……」
「……ああ。これは失礼しました、ごめんなさい」
 ぴしりと固まってしまった海堂に気付いて、柳生は慌てて手を引っ込めた。海堂は自分の髪から離れた柳生の手を確認してようやく全身に込めていた力を抜いた。その緊張しきった様子を見て、柳生は無意識に手が伸びてしまったとはいえ悪いことをしたと反省する。
 全国大会9日前。柳生と海堂はABCオープン決勝の会場で六里ヶ浜中の生徒に絡まれ、成り行き上お互いを演じてダブルスを組んだ。試合自体はごく他愛ないものだったが、二年生ながら侮れない海堂のプレイを間近に見ることが出来たのは柳生にとって大きな収穫だった。態度や口調の粗暴な雰囲気に反し海堂はパートナーと呼吸を合わせるのが上手く、柳生を驚かせた。そして六里ヶ浜中の生徒が帰った後お互いのユニフォームを返し、最後に柳生は海堂に借りていたバンダナを返した。バンダナを受け取った海堂は、それを自分に巻き直す。柳生はその姿を見るともなく見ていたのだが、ふと、手が伸びてしまったのだ。バンダナからこぼれた首の辺りの、何の拍子かフワリと浮き上がった髪。その軽そうな感じに既視感を覚えて気が付けば指が触れていた。そうして海堂は車道の真ん中の猫のように固まった。
「柔らかそうだなと思って、つい」
「………………………………そうっスか」
 言い訳をする柳生に、海堂は物凄くいぶかしげに返事をした。柳生はこれはもう仕方ないなと苦笑した。幸村を侮辱した六里ヶ浜中に対する潔癖な態度といい今の様子といい、それにプレイスタイルといい、随分素直で真っ直ぐな子だと柳生は海堂を判断する。うちの部の二年がこの子のようなら良かったのに、と愚痴めいたことを考えて、けれどすぐに打ち消した。うちには素直でないのが二年生エースだけでなくて少なくとももう一名はいる、海堂ひとり貰ったところでどうしようもないなと。握手を交わし海堂と別れた後、柳生は少し笑って先程の柔らかい髪の感触を思い出し、そのもう一名の感触を思い出していた。彼のトレードマークのような襟足のしっぽ。顔に当たると少しくすぐったい、けれどふわふわとして気持ち良い感触の柔らかい髪。そうして思う、やっぱりダブルスのパートナーは海堂でないほうが良いな、と。

(『無意識な10のお題/髪を梳く』(「少数お題愛な貴方に色々なお題」水木翠さま提供)

柳生さんノロケっぽく。におやぎゅは表面バカップルでなんぼ!
昔の話ですがGenius240は宝物です。可愛い子たちが可愛いことを!
未だジャンプ本誌を手元に置いてはハアハアいってます。眼鏡薫!ノースリ柳生!
可笑しなモンですね、初めてみたときは大笑いしたのに見慣れると萌えてたまらんです。

まだこないだろうと高を括っていた教授からの返信が来てしまいガクガクブルブルな本日。
仁王誕生日おめでとうでした!



2004/12/03
(リョーマ×海堂)

 じっと目を閉ざしぴくりともしない姿は死んでいるように見える。白いシーツの上で昏々と眠る海堂先輩。顔色はシーツの色に負けないくらい、ぞっとするほど白くて本当に調子が悪いのだと思い知る。落ちた目蓋に透ける静脈がビスクドールのようだった。いつも生きている熱気を放つ人だから、こんな作り物のような冷えた印象を持ったことなどなくて、だから余計に不安になった。ほんのかすかに上下する胸の動きを確かめては大丈夫だと自分に言い聞かせる。遠くで一時間目の終わりを知らせるチャイムが鳴っていたがこの場を離れることは出来なくて、古めかしい木製の椅子の背を抱きしめながら保健室のベットの脇、海堂先輩の隣にじっと座っていた。

 きっかけはほんの些細なこと。いつものように朝練があって、いつものようにメニューをこなしていた。ただ青学のダブルスの脆弱さに頭を悩ませる竜崎先生はその日、乾先輩と海堂先輩を指名して何か違う練習をさせていたのでオレは海堂先輩と打ち合うことがなくて、早めに上がった朝練のあと、海堂先輩にワンセットマッチを持ちかけた。挑発気味に誘い掛ければテニス馬鹿が受けないはずがなくて、周りの先輩たちは「よくやるよ」と笑いながらオレたちの試合を眺めていた。海堂先輩相手では必ず走り回るハメになるから、確かに我ながら朝練の後に「よくやるよ」とは思った。けれどお遊びの試合でも決して手を抜かない相手に気が付けば全力で打っていて、ギャラリーも真剣に見始めた。息が上がって苦しいのに気持ちよくてどんどん集中が増してくる。ひとつのボールを介して意識のなかに自分と相手しか入らなくなった頃、ギャラリーの誰かが「駄目だ」と言った。駄目なことがあるものかとその言葉を鼻で笑って渾身のスマッシュを返す。海堂先輩の足元をすり抜けて行ったボールに思わず笑みが浮かぶ。けれど次の瞬間、海堂先輩の体がぐらりと傾いで次いで膝が崩れた。一瞬何が起こったのかわからず、ただ条件反射のようにラケットを放り出しネットを飛び越えた。前のめりで地面に倒れこむ寸前になんとか自分の体を入れ込んで支えることに成功する。膝を地面に打たずに良かったとひとまずほっとし、それからオレにぐったりと圧し掛かっている海堂先輩を見た。
「かいどー先輩?……大丈夫?」
 恐る恐る顔を覗き込めば、海堂先輩は眉をきつく寄せて、息が上がっているのとは違う苦しそうな呼吸を繰り替えしていた。それでもオレの呼びかけに応えようとして何度も息をのみ込む。だらりと垂れた指先がオレの腕に当たり、恐ろしいほど冷えているのを知る。
「………………ああ。悪い……」
 海堂先輩はうめくように声を絞り出して、その冷えた手でオレの肩を押しやった。けれど上手く前も見えていない様子に、オレは支えの手を離すのをためらった。海堂先輩は低く唸るように何か文句を言ったけれど、聞き取れる言葉にはならなかった。どうしようかと迷ううちに、ギャラリーの先輩たちが寄ってくる。す、とオレよりずっと大きな手が伸ばされた。
「意地張るな。大丈夫な訳ないだろう。越前、ちょっとかしてくれないか」
「あ……、ッス」
 オレが下から支えることしか出来なかった海堂先輩を、乾先輩は軽くその肩に手を掛けると自分の体にもたせかけて簡単に支えてしまった。オレを退かせて海堂先輩の隣に立つと、軽々ととはいかなかったが、それでも不安定さの欠片もなく両手に抱え上げた。急な展開を把握しきれなかった海堂先輩は、乾先輩が歩き始めた頃にようやくボソボソと何事か言った。オレには何を言ったのか聞こえなかった。
「気にしなくていい。保健室で少し寝ると良い、竜崎先生と担任の先生には言っておくから」
「……ッス…」
 乾先輩の声しか聞こえないうちに、竜崎先生が慌てて近寄ってくるのが見えた。けれど海堂先輩は顧問の到着を待てずに目を閉じて意識を放した。乾先輩が抱えた海堂先輩の顔を覗き込み、額に手をあて、脈を計り、竜崎先生は眉をしかめる。
「貧血……で、無理に動いて酸欠もか。まあ一時間も寝てれば治るだろう」
「放課後の練習は大丈夫ですか」
「本当は休ませるんだが、何といってもこの子だからねぇ。下手に帰したら無茶な自主練で余計悪くしそうだよ。まあ、調子が良いようなら参加するように伝えておきなさい」
 海堂先輩と乾先輩と竜崎先生を不安げに取り囲んでいた部員たちは、顧問の軽口に心配はなさそうだとホッと笑みをもらす。乾先輩も練習云々のくだりで苦笑していた。竜崎先生は頑固な生徒の閉じた目に掛かっていた前髪を、そっとかきあげた。健康的な肌色の手が蒼白の額を撫で、それは悲しいほどのコントラストだった。

 海堂ね、今日は最初からあまり調子が良くなかった。越前が気にすることじゃない。
 オレは無自覚に海堂先輩を抱えた乾先輩が保健室に行く後を追っていたのだが、両手のふさがった乾先輩に扉を開けたり、不在の保険医の行方を捜しに行ったりと、なんやかんやと動いている間はそれに気付いていなかった。結局保険医は午前半休で不在であり、もうじき予鈴が鳴る時間だったことで乾先輩はもう教室に戻るようにとオレに告げ、それを受け付けず残るといえば乾先輩は苦笑して言った。
 だから戻りな、と促すのを一切聞かずに海堂先輩を包みこんだベットの隣に椅子を持ち出して座り込む。乾先輩は仕方ないなと呟くと、海堂先輩が起きたら竜崎先生に伝えるようにとだけ言って自分が教室に戻った。オレは少し勝ち誇った気分と、ひどく情けない気分で青白い横顔を眺めた。
 オレより大きな手、オレより大きな体、オレより強い力、オレより余裕のある喋り方、オレより海堂先輩を知っているその態度。乾先輩はテニス以外のことは全てオレに勝っていた。けれど海堂先輩と世界との接点はテニスで、だから海堂先輩は乾先輩ではなくオレを選んだ。オレは選ばれて乾先輩は選ばれなかった、というかスタートラインにすら立てなかった。だからこその優越感、けれど敗北感。海堂先輩はオレにはもたれず自力で立とうとしたが乾先輩には素直に支えられていた。オレは海堂先輩に甘えることはできても海堂先輩を気遣うことができない。「今日は最初からあまり調子が良くなかった」、そんなことは知らなかった。
知らずに挑発して無理をさせて、結果が目の前の死んだような海堂先輩だった。法律なら知らないことは罪ではない。けれど心は鉛を飲んだようだった。自分のことしか見えずに相手を傷つけること、これは罪以外の何者でもない。ぴくりとも動かない海堂先輩は、一秒ごとにオレの罪を大きくしていた。保健室の扉の向こうで予鈴が鳴り、ついで本鈴が鳴り、一時間目が始まった。

 十分休みの間の廊下の喧騒にも、海堂先輩は目を覚まさなかった。二時間目が始まった。オレは海堂先輩以外だれも居ない保健室で泣きそうだった。少しずつ赤みのさしてきたように見える頬も、願望がそう見せているように思えた。上下する胸の動きすらニセモノのように思えて白い上掛けの上から何度も手を当てて、けれどその手の感触もニセモノに思えた。何も気付くことが出来なかった自分の五感の全てが怪しく思えた。
「かいどー先輩」
 不安で声が漏れた。けれど眠る人に声は届かなくて無駄に広い空間に散った。
「……かいどー先輩」
 じっと見つめていると、声に反応してほんの少しだが睫毛が揺れた、ように見えた。あるいは空調で揺れたのかもしれないと考えて、けれど期待を込めて見つめた。もう一度、震えた。
「海堂先輩?」
 ふ、と睫毛が震えを止める。そしてゆっくり目を開けて、閉じて、開けた。ぼんやりオレと目を合わせると、ゆっくりとではあるが眉間にシワを寄せた。
「……むかつく。次はぜってー勝つ」
 可愛くない、けれどこの上なく海堂先輩らしい言葉が出た。寝起きのかすれた声で低く唸ると再び目蓋が落ちていく。青白さを残した頬はまだ眠りを必要とするようだった。けれど目蓋がほとんど落ちたまま、海堂先輩が言った。
「……テメェは勝ったんだから、笑ってろ。泣かせるのは、負かせた時のが、いい……」

 そのままスウッと呼吸が寝息に変わっていって、オレにはまた長い待ち時間が課せられた。けれどオレの目の前で眠るのは暖かい生身の人で、それを眺めるのはただ幸せなことだった。甘やかされるばかりの自分を少し苦く噛み締めながら、けれど今はまだその立場を甘受していくしかないようだった。

『無意識な10のお題/瞬き』(「少数お題愛な貴方に色々なお題」水木翠さま提供)

不完全燃焼。もっとこう微妙な感じを書きたいんだもっとこうもっと。
だから練習をしているのだね、うんそうだ。
今日はちなむさんと遊んでやっぱりとても楽しかった。
人は自分と違うことを考えているのに時々同じことを考えているから楽しいですね。

web拍手ありがとうございます!!



2004/12/02

『無意識な10のお題/瞬き』途中までを3日に移して終わらせました。

卒論が大体おわったー!
あとは教授の添削待って、参考文献作って、足りない図像用意して、図版出典作って。
ってまだまだ結構やること多いなあ。いつになったら原稿に入れるのやら…泣きそうよ。
でも今日はとりあえず嬉しいのでお題を書こうお題お題今回はリョ海v
三日午前アップぽいですが都合上ここに入れてしまいます。
(→長くなったので移しました。12・03)

あと、ハウル観てきました(時間ないんじゃないの……?ないんだけどね!)。
賛否色々聞いて観にいったんですが、あーまーそうかなって感じでした。
良くも悪くも宮崎監督は高いレベルを望まれているからね、大変だよね。
でも間違いなく萌え的にはオッケーですのでお姉さんは楽しめます。
ストーリーは原作を読もうかなっと思います。
詰め込みすぎじゃい。
あと意外なことに木村拓哉がすごい良かったですよ、
格好よくて駄目な男が似合うこと似合うこと!
もう木村は二枚目やめればいいのにな、
と思ったこれでもスマップファン。



2004/12/01


今日はお題なしですスイマセン。

もう12月ですってよ、毎年お早いことで。
11月中に卒論上げるとかいってたのはどなたでしょうね。
おーわんねーよー…いやでも終わらせる。今日は素敵なことがあったし。
あのですね、突然友人にプレゼントを貰ったんです。何事かと思って開けたらね、
取っ手が象の顔(から鼻)のカップで、その頭からカップの両脇に2つの体が描いてある。
私の卒論のテーマである二身単頭像の、しかも象。二身単頭象。象ですよ象。
全くくだらないわ楽しいわで4人くらいでひゃっひゃと笑い死にました。
眺めていた子が「コアな笑い……」と呟きました。確かに!
いんですよ、コアな友情もがっちり受け取ったから。
みんなマニアックで楽しいなとしみじみ思う。

最近見つけたサイトで面白いゲームが出来るんですが、
その名も「ブッシュのからっぽの頭に脳味噌をいれてあげようゲーム」
好き嫌いはあると思いますが私は皮肉で宜しいかなと思います。

<<web拍手返信>>
*0時:うわ!うわ!コレって塚海〜の方→確かに塚海っぽいですね。あー手塚ファンに引かれなくて良かったです!薫さんは手塚さんに自覚も出来ないほど憧れているように見えているので書いてみました…あれだけ勝ちに拘る薫さんが手塚には食って掛からないのに萌えてみました。でも悲しいかな手塚さんは2年すっとばして1年見てるのでカプは無いかな〜と思います。やおい度15%!まだまだ帰り道が用意されているようで、うらやましい(笑)。
*20時:テニスという一本の芯が〜の方→ありがとうございます!もう本当に薫さんが愛しくて可愛くて大好きで…という状態ですので、同じく薫さんをいとおしいと仰られる方が皆同士に思えます。私は薫さんのテニスに対する集中とその他への無関心がとても潔く美しく、そして痛々しいものだと感じています。少しでも薫さんが幸せなら良いと思って書いています。それが伝わっていると嬉しいですv拍手ありがとうございました!