★YOSHIO_ISAKA
「虹の柱は幸福の証、だから悪魔が嫉妬して世界の虹の柱を食べちゃうのよ。」とアネットが言いました。
「まったく、もう!メフェストーフェレスの奴、どうしようもない悪魔だ。」
ケリーとカービーが尾っぽをコンパスの針のように立ててユニゾンで歌うように言いました。
「虹の柱は天と地を繋ぐ天使の梯子なんだよ、何億光年も前の光の束が地球に降り注いで固まって出来た骨董品の虹だよ。 地球に迷い込んだ天使が虹の柱を頼りに天に昇るのさ、奴が食べてしまわないうちにネ。」
ジュニエは天を仰いでいつもの様に穏やかに言いました。
「メフェストーフェレスが世界の虹の柱を食べ終えると完全な闇で出来上がった柱が出現して世界中の悪魔がユニゾンでこう叫ぶんだ。 “マックラ!”“マックラ!”そして何千万倍もの大きな怒号が闇の柱から放たれて、世界は一瞬で真っ暗闇になるんだ。」
オピスクポクタスが仮面の下からくぐもった声で呟きました。
「光と闇の交換、世界の終わり。」天使のフォスターが囁きました。
アネットの心が星のように転がりました。
