ミルキーさんはお利口さんか、それともおバカさんなのか・・・。ホワイトシェパードもジャーマンシェパードと同じなので、訓練性に違いはないので、しつけ次第だと思います。おバカさんとすれば、飼い主が悪いのです。

 ミルキーにできることは多いのですが、できることが多いのと、コマンドに応じてきちんとやることができることとは、違います。今の目標はこれを一致させることです。


しつけについて

 ミルキーは大きくなるので、基本的なルールを教えようと思いました。「まて」、「すわれ」、「つけ」、「こい」、「だせ」、「だめ」というしつけは、人間と暮らす以上はどうしても必要となります。
 これらのコマンドについては、家の中では1歳になる前にほぼ完璧に従うようになりましたが、家から一歩外に出ると、好奇心に負け、しつけの効果がなくなってしまうミルキーでした。

 生後9ヶ月ころに訓練所に預けようと思い、ミルキーと一緒に訓練所を見学したのですが、当日急に歩き方がおかしくなり、預託訓練は中止となりました。原因は足の爪を何かにぶつけ痛かったからだと分かりましたが、当初は預けられることを知って、仮病をつかっているんじゃないかと思ったものです。
 運良く預託訓練を免れたミルキーでしたが、その後、1歳2、3ヶ月になるまで、しつけ教室に毎週通いました。しつけ教室では女性のトレーナーに教えてもらいました。トレーナーがリードを持つと、お利口になるミルキーですが、飼い主がリードを持つといっしょに訓練をうけているワンちゃんに目がいってしまいます。うーん、しつけ教室って、飼い主をしつける教室だったんですね。とはいっても飼い主の甘い性格はなかなか直りません。

 それでも、ミルキーも2歳になり、いつのまにかミルキーのほうが成長し、飼い主に従うようになってきました。

飼い主がミルキーを指図するコマンド

まて

その場で待ちます。気が散らない場所なら、完璧なんですが・・・。

すわれ

すわれという言葉はよく分かってますが、素直に座らない場合が多い。

ふせ

すわれという言葉で伏せてしまうこともしばしばです。やれやれ

あとへ

歩いているときに、前に出ようとしたときに言うと、しぶしぶ後ろにつきます。

つけ

よく分かってないですね。

ストップ

階段を降りるときに、よく使います。

ハンド

言う前に、自分からお手をしてしまいます。おねだりのポーズですね。ハンドはミルキーが飼い主に出すコマンドの場合が多い。

もってこい

完璧です。二つくらいのおもちゃの名前を教えてから、○○もってこいと言うと、選んでもってきます。

だせ

最近はちゃんと出すようになりました。

かお、ふくよ

水を飲んだり、ごはんを食べたあとに出すコマンドです。お尻を高くあげたまま、顔だけ伏せて、拭かせます。

ねなさい

完璧です。催眠術みたいに効果があります。とろんとした目になり、くり返すと眠ってしまいます。これは幼いころからです。でも、活発なときにこれをやると、眠そうな目になるのですが、はっと気がついて、言うなと憤慨します。

たべなさい

ちょっと食欲がなく、ほかのものに関心が移って食べるのをやめたときに、効果があります。しぶしぶ食べにいきます。

だめ

ある行動をやめさせるときに使います。

あがれ

階段とか、高いところに上がらせるときに使います。病院の診察台には、コマンドを出さないでも喜んであがります。

ミルキーが飼い主に指図するためのコマンド

ハンド

ちょうだいの意味です。飼い主は簡単には渡しません。

犬パンチ

飼い主が狸寝入りしているときに、じっと我慢して待つのですが、待ちくたびれると、起きろと顔にパンチをくらわします。目から火がでるほどの威力で、効果絶大。でも、コマンドというよりは実力行使ですね。

ボールを持ってくる。

投げろというコマンドです。飼い主は気分しだいで、応じます。

大事なおもちゃを持ってきて足下に落とす。

飼い主が持っているものと交換しようというコマンド。あまり効果がない割には、よくやる。

ひざの上に上半身を乗せて甘える。

あそんでよーのポーズ。あまり効果がなく、飼い主に軽くいなされますが、少しは相手をしてもらえます。

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