ミルキーは大きくなるので、基本的なルールを教えようと思いました。「まて」、「すわれ」、「つけ」、「こい」、「だせ」、「だめ」というしつけは、人間と暮らす以上はどうしても必要となります。 これらのコマンドについては、家の中では1歳になる前にほぼ完璧に従うようになりましたが、家から一歩外に出ると、好奇心に負け、しつけの効果がなくなってしまうミルキーでした。
生後9ヶ月ころに訓練所に預けようと思い、ミルキーと一緒に訓練所を見学したのですが、当日急に歩き方がおかしくなり、預託訓練は中止となりました。原因は足の爪を何かにぶつけ痛かったからだと分かりましたが、当初は預けられることを知って、仮病をつかっているんじゃないかと思ったものです。 運良く預託訓練を免れたミルキーでしたが、その後、1歳2、3ヶ月になるまで、しつけ教室に毎週通いました。しつけ教室では女性のトレーナーに教えてもらいました。トレーナーがリードを持つと、お利口になるミルキーですが、飼い主がリードを持つといっしょに訓練をうけているワンちゃんに目がいってしまいます。うーん、しつけ教室って、飼い主をしつける教室だったんですね。とはいっても飼い主の甘い性格はなかなか直りません。
それでも、ミルキーも2歳になり、いつのまにかミルキーのほうが成長し、飼い主に従うようになってきました。 |