たまりば フェスティバル2005
たまりば フェスティバル2005
 1月5日〜8日に、山形県の米沢スキー場でスキー合宿を行ないました。例年通り、ロッヂ・グリンデルワルトに宿泊。今年はなんと41名の大所帯。スキー・スノボー・雪合戦にかまくらづくり・そりなど銀世界を満喫し、とても充実した3泊4日でした。
 今年は、初めて米沢に行く人も多かったのですが、その分米沢マスター(何度も米沢に行っていて、ペンションやスキー場を知り尽くしている人たち)の活躍が光る場面が多かったです。
 今年は、米沢でも豪雪。しかし、たまりばが合宿に行っている間はほとんど吹雪くこともなく、晴れた日が続きました。圧雪の上に新雪がほどよく積もり、とてもコンディションのいいゲレンデで、初めてスキー・スノボーをする人からゲレンデをかっとんで行く上級者の人まで楽しめる雪でした。
 ロッヂのパパさんとママさんには、毎年ながらご飯の支度からスキー・スノボー用具の準備・調整までとてもお世話になりました。パパさんとママさんのいる米沢は、たまりばにとって故郷のような存在。ご夫妻に会うために、スキー合宿にかかさず参加する人たちも・・・。

 恒例のかまくら作り。せっせと雪山に穴を掘っていく「かまくら職人」たち。内壁をきれいにし、天井が崩れないように整える人。入り口付近を人が出入りしても大丈夫なように固める人。掘り出した雪をせっせと運び出す人。それぞれの職人たちが、自分の持ち場のシゴトをきっちりこなし作りあげた今年のかまくら。なんと人が7人充分入れるスペースを確保。そして、156cmの子が立つことも。米沢の豪雪もあり、今年は巨大かまくらが完成。作りあげた「かまくら職人」たちの顔からは、満足感が溢れ、誇らしげに見えました。

 ロッヂのリビング。ここで毎日、おいしいご飯を食べます。ペンションの中にいるときは、だいたいここで過ごします。歌を歌ったり楽器を演奏したり、本を読んだり話をしたり、ビデオを観たりもここでできます。とにかくここが、米沢でのたまりばです。

 最初は、ペンション前をそりで滑っては登り、登っては滑っていたそり組。しかしいつの間にか人数が増え、そり隊へ。さらには、ゲレンデの下まで滑り降りる暴走そり隊へとグレードアップ。 ここのロッヂはゲレンデの中腹にあるので、ゲレンデの下まで行ってしまったそり隊は、リフトに乗って頂上へ→うっかり(?)ロッヂを通り越してまたゲレンデの下へ→再びリフトに乗って頂上へ・・・と永遠に繰り返すのでした。

 朝起きたら、すぐにスキーウェアーに着替えゲレンデへ飛び出していく人。昼まではゆっくりしていて、午後から滑り出す人。スキーをやる人。スノボーをやる人。ショートスキーをやる人。それぞれが、それぞれのやりたいことをそれぞれのペースで楽しみました。
 スキーはほぼ初めてのある男の子。一本目にゲレンデの下まで行く間、「もう、いい。やりたくない。」とぼやきっぱなし。でも、あっと言う間に上達し、なんとナイターにも挑戦!スキー合宿を満喫したのでした。
 去年は、ロッヂ前に作ったミニジャンプ台をそりで大ジャンプするのが大流行。そして今年ミニジャンプ台を飛んだのは、ショートスキーやスノーボードの米沢マスター達。彼らは雪の降る中、豪快なジャンプを披露。

この米沢スキー合宿は、ゆめ基金の助成を受けて行なわれました。