寄付の相談 調査室 〜 参考資料


十大死因


令和5年の十大死因

厚生労働省:令和5年(2023)人口動態統計月報年計(概数)

死因1位は悪性新生物 死因順位別の第1位は悪性新生物〈腫瘍〉で、38万2492人、死亡率(人口10万対)は315.6。昭和56年以降、脳血管疾患を抜いて死因順位の第1位となり、全死亡者数に占める割合は24.3パーセントであり、全死亡者のおよそ4人に1人が悪性新生物〈腫瘍〉で死亡している。
部位別に死亡率をみると、男は肺がもっとも高く、平成5年に胃を上回って第1位となった。女は大腸と肺が高く、大腸は平成15年に胃を上回って第1位となった。
心疾患 心疾患(高血圧性を除く)は昭和60年に脳血管疾患にかわり第2位となり、その後も死亡率は上昇傾向が続き、令和5年は23万1056人、死亡率(人口10万対)190.7で、全死亡者に占める割合は14.7パーセントとなっている。
老衰 老衰は、昭和22年をピークに減少傾向が続いたが平成13年以降死亡率が上昇しており、平成30年に脳血管疾患にかわり第3位となり、令和5年は18万9912人、全死亡者に占める割合は12.1パーセントとなった。  
脳血管疾患  脳血管疾患は昭和45年をピークに低下傾向が続き、令和5年は全死亡者に占める割合は6.6パーセントとなっている。  
十大死因による死亡数、死亡率(人口10万対)、死亡総数に占める割合
死 因 令和5年 令和4年
死亡数  死亡率 死亡総数に
占める割合 %
死亡数 死亡率
全死因 1,575,936 1300.3  100.0 1,569,050 1185.8
悪性新生物〈腫瘍〉 382,492 315.6  24.3 385,797 316.1
心疾患(高血圧性を除く) 231,056 190.7  14.7 232,964 190.9
老 衰   189,912 156.7  12.1 179,529 147.1
脳血管疾患 104,518 86.2  6.6 107,481 88.1
肺 炎  75,749 62.5  4.8 74,013 60.7
誤嚥性肺炎  60,186 49.7  3.8 56,069 45.9
不慮の事故 44,380 36.6  2.8 43,420 35.6
新型コロナウィルス感染症  38,080 31.4  2.4 47,638 39.0
腎不全  30,203 24.9  1.9 30,739 25.2
アルツハイマー病 25,451 21.0  1.6 24,860 20.4
  

            注:1) 男の第10位は間質性肺疾患、女の第10位は血管性及び詳細不明の認知症 となっている。
              2) 結核は死亡数が1,587人、死亡率が1.3となっている。
              3) 熱中症は死亡数が1,636人、死亡率が1.3となっている。             

(240627更新)