年賀葉書および年賀切手に付加された寄附金の配分
日本郵便株式会社は、寄附金付の年賀葉書および年賀切手を購入した人の
善意の寄附金を、社会福祉などの事業を実施する団体に配分しています。
2024年用として発行した年賀葉書・年賀切手の
寄附金を配分原資とする配分金は、約2億円です。
2024年用として発行した年賀葉書および年賀切手に付加された寄附金を配分原資とする配分金額は、総額約2億円となりました。 |
東日本大震災、令和元年台風19号災害などの被災者救助等については、特別枠を設定し、配分します。 |
年 度 | 配分金額 | 増減率 % |
2024年度 | 2億 126万円 | -16.2 |
2023年度 | 2億4018万円 | -19.6 |
2022年度 | 2億6577万円 | -14.4 |
2021年度 | 3億1054万円 | 4.8 |
2020年度 | 2億9643万円 | −0.4 |
2019年度 | 2億9753万円 | −1.1 |
配分は、111団体、分野別では、社会福祉が73件、青少年健全育成が22件
うち、東日本大震災、令和元年台風19号などの災害被災者救助分が8団体
分 野 | 団体数 | 金 額 | 構成比 % |
前年度 金 額 |
社会福祉増進 | 73 | 1億3570万円 | 67.4 | 1億6024万円 |
非常災害救助・予防 | 3 | 477万円 | 2.4 | 100万円 |
特殊疾病の研究・治療・予防 | 1 | 457万円 | 2.3 | − |
文化財保護 | 1 | 45万円 | 0.2 | 45万円 |
青少年健全育成 | 22 | 2711万円 | 13.5 | 3102万円 |
健康のためのスポーツ | 1 | 50万円 | 0.2 | 709万円 |
海外からの留学生・研修生の援護 | 2 | 71万円 | 0.4 | 221万円 |
地球環境保全 | − | − | − | 824万円 |
以上、一般分計 | 103 | 1億7380万円 | 86.4 | 2億1026万円 |
東日本大震災、令和元年台風19号および令和2年7月豪雨災害の被災者救助、予防(復興) | 8 | 2746万円 | 13.6 | 2772万円 |
新型コロナウィルス感染症の予防、拡大防止 | − | - | - | 220万円 |
合 計 | 111 | 2億 126万円 | 100 | 2億4018万円 |
注: 金額は、千円位で四捨五入しています。
年賀寄附金配分事業は、75年間の累計で約523億円
年賀寄附金配分事業は、1950(昭和25)年用の発行開始から75年。これまでの年賀寄附金額は、累計で約523億円にのぼります。 |
(240603更新)
2017〜2020の4年度で、東日本大震災、平成28年熊本地震、平成30年7月豪雨および令和元年台風19号災害の
被災者救助等の事業への助成、約2.4億円
2017〜2020の4年度には、東日本大震災、平成28年熊本地震、平成30年7月豪雨および令和元年台風19号災害の被災者救助等への事業にたいし、特別枠で、2億3769万円の配分を行っています。 |
2020年度 | 10団体 | 3096万円 |
2019年度 | 18団体 | 4663万円 |
2018年度 | 21団体 | 5763万円 |
2017年度 | 33団体 | 1億 248万円 |
合 計 | 82団体 | 2億3769万円 |
参考1 東日本大震災の被災者救助等の事業への助成、平成28年度までの累計 約15億円
平成23年3月11日に発生した東日本大震災の被災者を救助するため、平成23年度の配分に当たり、急きょ再公募を行い、約1億円の配分を決定しました。その後、東日本大震災救助の寄附金付切手・はがきの寄附金配分を決定しました。 平成24年度から平成28年度までは特別枠で、配分を行っています。 |
年度等 | 配分対象 | 団体数 | 配分金額 |
平成23年度年賀寄附金配分における緊急配分 | 非営利団体 | 7 | 1億0084万円 |
東日本大震災寄附金付切手およびはがきの寄附金配分 (次表に掲げる配分です。) |
特定被災地方公共団体 | 83 | 約 9億円 |
平成24年度年賀寄附金配分 | 非営利団体 | 33 | 1億3087万円 |
平成25年度年賀寄附金配分 | 非営利団体 | 29 | 1億0686万円 |
平成26年度年賀寄附金配分 | 非営利団体 | 24 | 9659万円 |
平成27年度年賀寄附金配分 | 非営利団体 | 27 | 7821万円 |
平成28年度年賀寄附金配分 | 非営利団体 | 27 | 9277万円 |
附1 東日本大震災の被災者救助等の寄附金付切手およびはがきの発行、寄附金額は約9億円
郵便事業株式会社は、平成23年6月、東日本大震災の被災者救助等の費用に充てるための寄附金付切手および寄附金付はがきを発行しました。 |
寄附金付切手 郵便料額80円、寄附金額20円 |
約 4200万枚 | 寄附金総額 8億9297万円 (被災83地方公共団体に配分) |
寄附金付はがき 郵便料額50円、寄附金額5円 |
約 1200万枚 |
附2 東京オリンピック、寄附金付年賀はがきおよび寄附金付特殊切手に付加された寄附金配分
2019年用「東京2020大会(寄附金付)年賀はがき | 9871万円 | 技術役員ユニフォームの開発にかかる事業 |
特殊切手「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(寄附金付) | 4334万円 | 東京2020オリンピック競技大会閉会式の演出企画に係る事業 |
2020年用「東京2020大会(寄附金付)年賀はがき | 1億 961万円 | 東京2020パラリンピック競技大会開閉会式の演出企画に係る事業 |
配分団体は、いずれも東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
附3 カーボンオフセット年賀はがきの発行(平成20年用〜24年用)
平成20年度に開始した「カーボンオフセット年賀はがき」寄附金による助成事業は、 * 排出権の取得・償却無効化事業 * 地球温暖化防止活動事業 の二つのプログラムを行ってきました。 平成24年度で当初の約束の5年間を終えましたので、「カーボンオフセット年賀はがき」の発行は終了しました。 |
年 度 | 団体数 | 配分金額 | |
カーボンオフセット事業助成プログラム | 平成20年度から平成24年度までの累計 | 63 | 6億6426万円 (3億2153万円) |
附4 地球温暖化防止活動事業に、5年間で約1億円を助成
郵便事業株式会社が独自に拠出した寄附金です。
年 度 | 団体数 | 配分金額 | |
地球温暖化防止活動事業助成プログラム | 平成20年度から平成24年度までの累計 | 57 | 1億 546万円 |
地球環境保全の事業は、平成25年度からは、原資を一般の年賀寄附金に求め、
地球環境の保全事業として配分の対象にしています。
(211031更新)