三菱ＵＦＪ環境財団

当財団は、三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループの社会貢献活動
および環境への取組みの一翼を担い、
環境の保全や自然・生活・文化環境の整備向上を目的に
さまざまな活動を行っています。
当財団は、サンワみどり基金と東海財団とが統合して平成１５年４月に発足し、
平成１８年４月に現在の名称に変更しました。
前身の二つの財団が長年にわたり実施してきた中核的な事業を継承するとともに
より効果的効率的な事業の推進と、時代の要請を踏まえた新たな事業の展開を図り、
社会の期待と負託に応えていきます。

旧サンワみどり基金は、昭和４６年（１９７１年）に三和銀行の社会貢献活動の一環として設立され、
「街にみどりを」をキャッチフレーズに緑化事業と環境教育事業を二本柱として
環境保全活動に取り組んできました。
旧東海財団は、昭和５０年（１９７５年）に東海銀行の創立１００周年を記念して設立され、
地域に根ざした施設・設備の整備支援や自然保護啓発活動に取り組んできました。

○　環境保全整備事業

　　　　　１　緑化（植樹）

　　　　　　　　　みどり豊かな森や街づくりを目指し、水源や河川流域、学校や公園など公共施設を対象に植樹しています。
　　　　　　　　　　　１７年度　　　　　　　 ５４か所　　　　　　 １万２，０００本
　　　　　　　　　　　これまで３５年間の樹木寄贈累計
　　　　　　　　　　　　　　　　　　１万３，６００か所　　　　　　　　　約９２万本

　　　　　２　学校ビオトープづくり

　　　　　　　　　子どもたちの環境学習の教材として活用してもらおうと、学校ビオトープづくりを支援しています。
　　　　　　　　　　　１７年度　　　　　　　 　８校
　　　　　　　　　　　累計　　　　　　　　　　４７校

　　　　　３　里山保全支援

　　　　　　　　　日本の文化とさまざまな生き物を育んできた、いわば心の原風景ともいうべき里山の保全活動を応援して
　　　　　　　　　います。
　　　　　　　　　　　現在の支援対象　　　４か所

　　　　　４　施設・設備の整備支援

　　　　　　　　　　＊　名古屋市東山植物園に「東海の森」の建設、寄贈
　　　　　　　　　　＊　東海自然歩道の案内板・道標板の設置
　　　　　　　　　　＊　新宿御苑「母と子の森」建設　　　　など

○　環境教育事業

　　　　　　　　　　１　啓発図書の発行　〜　植物図鑑「樹の本」　、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ガイドブック「私の散歩道」　　など
　　　　　　　　　　２　「木と仲良しになろうキャンペーン」　〜　樹名プレートの寄贈
　　　　　　　　　　３　「みどりの絵」コンクール　〜　３１回開催
　　　　　　　　　　４　「木のお医者さんになってみよう」キャンペーン
　　　　　　　　　　５　寄付講座「環境概論」　〜　５大学
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成１８年度から３年間は、上智大学で「新環境概論」
　　　　　　　　　　６　「みどりの少年団」の育成支援
　　　　　　　　　　７　映画会「生きている地球の記録」の開催
　　　　　　　　　　８　記録映画の制作　　　

○　「水源の森」事業

　　　　　　　　　　平成９年に国の「法人の森」制度を利用して利根川の最上流域に「水源の森」を開設しました。
　　　　　　　　　　水源の涵養をはかるとともに、一般市民・児童を対象とした自然観察会、林業体験実習等を実施し、
　　　　　　　　　　自然ふれあい楽習、保健・休養の場として活用しています。
　　　　　　　　　　　　　森の概要　：　所在　　群馬県利根郡みなかみ町藤原
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　面積　　１４．５ヘクタール
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　樹種　　天然林と人工林から成る混交林

　　　　　　　　　　開設９年目の平成１７年度は、１０回開催し、延べ４６３人が参加しました。

○　平成１７年度の事業費

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　　　　　　　　　　　　　　（０７０２１９追加）