2002年11月3日
アーティスト名 | 曲 名 |
キャメル | ロスト・アンド・ファウンド |
ほら、間抜けがここにいる |
自分の行動に対しての懺悔か。ここ数年、何度となく突然思い出しては自分を責めていました。 そのバンドは結構大所帯で、そのうちの3人は女の人でした。みんな大変美しい方々で、幸せな気分でした。 少し時間軸を進めます。当時のそんな自分が原因で、一度きりのライブでそのバンドは解散の憂き目に遭います。自分を再びリセットしたくなり、実家に戻ることを決めます。そのベース弾きの人とは当時は住んでる場所が近く、たまに飲みに誘われました。その日、二人で飲んでいました。お酒も回っていい気分になってきました。その時、彼女がふと切り出します。バンド内で誰が好きだったか、と。 「ほら、間抜けがここにいる」です。みんな好き、という答えはそりゃ当然だ、と却下されます。次にヴォーカルの人と言いました。しかしその人は誰がどう見ても綺麗な人だった(みんながみんな認めていたし、そしてここが重要なことだが、その本人はまったくそれに気づいていない)し、結婚していたのでその答えも却下されます。そんなこと言われてしまったら2択です。しかし、そんなこと聞いてる本人にはなんというか、付き合ってそうな人がいて、たまに顔を合わせていたりして知っていたので、気を使うという表現が正しいなら、、、気を使って、自分の本心とは違う答えをすることにしました。その瞬間の、何とも微妙な空気を忘れることが出来ません。彼女は僕のことをどう思っていたか、知るチャンスはもうなさそうです。 僕は人付き合いが少し怖くなりました。好きな人が出来てもあまり情熱を傾けるということをしなくなりました。ただ、正直、僕は女好きです。男との接し方とまるで違います。「メスを守るのはオスとしては使命と言うべき仕事で、それを理性の上においても行う」ことを信条としているからです。 それでも僕と普通に接してくれる全ての女の人に最上級の感謝を。 なんか、かっこ悪くて涙が出る。支離滅裂で、中途半端かもしれない。でも、少し楽になれたので、この辺で。 |