2001年12月10日


今日の曲
アーティスト名 曲 名
ジェネシス ラミア
休もうかな
 黙っているうちに一年たってしまいました。

 もしこのコーナーを待っている人がいてくれたなら言い訳を一つさせてもらいますが、SISUのライブ活動が忙しかったんです。

 しかし、人のバンドで「兵隊」として演奏するのもいいけど、自分の意志を以って、自分の哲学に沿ってバンド活動を始めるのも面白そうな気がしてきたこともありまして、最近あまりSISUで叩いていても気が乗らないんです。こんなこと言って、SISUのライブに来ていただいている皆さんには非常に申し訳ないんですが。しかし、この、モチベーションと言うものばかりはそう簡単に意識して上げられるものではありませんで。現在はライブに向けて半ばヤケ気味に気持ちを盛り上げてるところです。このバンドで自分にある大きな課題は「安定感」。今のところ、それだけが発奮材料です。

 で、他のバンドでも活動を始めようと決意して、はじめはいくつかの「バンドのメンバー募集」ってな人たちと話をしてきたんですが、メールでは好感触なのにいざ会ってみると、なんというか、意気込みと言うか、信念と言うか、が感じられない人だったり、趣味が合っていたので会ってみたらバンドに対する姿勢がいまいちだったりと散々でして、ヘコみました。って言うことで、自分の音楽を追求するのに人のバンドに参加するなんて甘えはいけないと痛感。まあ、しかしその中でもお気楽にやれる居心地のよかったバンドもあって、それなりに価値ある寄り道ではあったんですけどね。

 やっぱ、自分の思っている音を具現化するには自分のバンドを組むしかないですよね。ってことで、初めて自分から募集をかけてみました

 ・・・ぜんっぜん来ないし。

 募集要項の内容を今改めて見てみるとあまりにストイックな表現をしていたから誤解されたんだと思うんですが、僕が息詰まるようなインタープレイを望んでいると思っていて、僕のバンドに参加することが自分のターニングポイントだ!と公言してはばからない人がいたんです。まだ音合わせをする前なのにね。これがターニングポイントだったかどうかなんて、あとから客観的に見て初めてわかることだと思うんですけどね。僕をフランク・ザッパやロバート・フリップみたいに思ってくれるのは勝手なんですが、そんなのは望んでなかったし、その割にその本人は基礎をないがしろにしていてがっかり。あまりにも「自分が主人公」的ドラマな人だったのでさすがに疲れて断りました。

 なかなか難しいんですね。「わかる人」を探すのって。でも、色々あったけど、「わかる人」もそれなりに存在している事もわかりました。おかげさまで、当初予定していた打楽器、鍵盤楽器、ベースの3人編成での「ユニット」という形にはなったんです。バンド名考えなくちゃね。ああ、でもSISUの方も他のメンバーに飽きられるまでは居るつもり。このプロジェクトとSISUの活動は完全に別物だし、目的も違う。

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