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自作の道具もう止まらねぇ


木工関係
おなまえ 持ち主、ひたすら語る
公魚厨房
ブナ00号
45
 公魚厨房。なんと読むか。”わかさぎちゅうぼう”と読んでください。黒鯛工房に対抗してのネーミングです。
ワカサギ用道具の、オリジナルブランドの旗揚げです。いえね。木工旋盤買いまして。本来はルアー竿などのコルクやEVA材のグリップを削る目的だったんですが、ついでというか、自分がどこまでやれるか試してみたくなって、試作品としてリールを作ってみたのですよ。こちらが一番初めに作った、真の試作機。元は6センチ径だったはずなんですが、慣れないために削りすぎ、結局4.5センチにまでなってしまったと。
公魚厨房
ホオ01号
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 公魚厨房の実質の初号機とでも言いますか。
試作品はブナ材を削ったんですが、木の密度が高く、堅くて削りづらかったので、その次は堅さも密度もそこそこの、ホオ(朴)材を使って試してみました。少しずつ慣れて、無駄な削りも減ってきたので、5.8センチに出来ました。適度な堅さと加工のしやすさのバランスを考え、これからいろんな材料で試して行こうと思います。今後はとりあえず、さらに堅い樫の木や、日本人に馴染みの、杉や桐を使っても試して行こうと思います。花梨とか黒檀とか、どこかで作ってるような、材料代の高いのは後回しです^^;
公魚厨房
ブナ02号
55
 これはワカサギ竿一体型のリールにしようと作ったもの。。。と言えばカッコいいんですが、頼まれて変速用のプーリーを作ろうとして失敗したものを、そのままリールに流用したものです。なので、形はまんまプーリーです。調子に乗って小径側の径を削りすぎてしまったので、ラチェット用に歯車状の溝をつけて簡易ストッパー&ラチェット機構として生き返らせました。巻くときにパタパタパタパタ。。と優しいラチェット音がします。5.5センチ径。
公魚厨房
ブナ03号
55
 今までの経験を踏まえて、だんだんリールらしいリールを作れるようになってきました。が、ブナ材の残りが少なかったためにちょっと強引な削り方もしていて、多少不満が残るものでもあります。リールシート部分は、へら竿の竿受けを作るために売られている木の枝の部分を加工して使用。9割方木材で作られているので、水に落としても浮きます。ここらでちょっと自信がついてきたので、黒鯛用の、少し大きめの径の物も試してみようかな、などという色気もちょっと出てきています。5.5センチ径。
公魚厨房
ハンドル
ツマミ
 ちょっと前のモデルのアンバサダーのハンドルのつまみの部分。丸いタイプの、ひょうたん型とでも言うんでしょうかね。あれいいなぁと思って、木を削って作れないかな、と考えたんですよ。そしていくつか試作してみました。
今の時点では径や細かい形状はばらばらですが、今後は形をそろえる為にテンプレートを作って、規格化して作っていこうかなと考えています。
公魚厨房
タナゴうき
 別にタナゴ限定ってわけでもないんですが、竿受けとして使った杜松(ネズ)材の余りを木工旋盤で削って、小物用の浮きにしてみただけです。足はヘラ浮き用のグラスソリッドを使っています。とりあえず0.7ミリのゴムに合うように作られています。

自作ロッド、再生ロッド
自作ロッドは市販のブランク(リール竿の”竿”だけのもの。投げ竿で言うところのストリップです)を購入して、自分で好きなパーツを選んで完成させたもの。再生ロッドは、ちょっとした間違いで折れたり、古くなって使わなくなった竿を、別の用途の竿としてまた使えないかと再生してみたものです。知人から譲り受けた、根元が折れた3本継のフライロッドが2本継のルアーロッドへと転身していますが、そんな感じで、自分が昔使っていた竿にも折れて使わなくなったものがいくつかあったので、ついでに再生してみようかと試したやつです。
でもはっきり言います。値段の面では、新しい竿買った方が全然得です。トラウトロッドなんて、今は5フィート程度ならオールSiCのカーボン竿でも5千円台で買えるし、磯竿だって4.5mくらいの1号か2号のカーボン竿なら量販店で3千円くらいで買えてしまう時代です。こんなことは、わかってやっている偏屈者か、よほどお金が余っているようなお金持ちでない限り、素直に新品買った方がいいです。絶対に。
あ、ちなみに、ピンクの枠は自作竿、他は再生竿。””でくくっている竿の名前は自分でつけたものです。
元はどんな竿だったか 何に化けたか で、ぶっちゃけどうよ?どうなのよ?
CAMELBACK
スタンダードグラスブランク
スペシャリティfor
エリアフィッシング
6フィート(約1.8m)の
トラウトロッド、
”Flying PANDA S60UL”
 ちょっとね。グラスのトラウトロッドを作ってみたくなったんですよ。しかし悩みました。ベイトにするかスピニングにするか。さんざん悩んだ挙句にスピニングにしたんですが、まだちょっとベイトロッドに対しての心残りがあります。ついこの間、4フィート8インチの、かなりライトなベイトタイプのバスロッドを買って少し落ち着いたという感じですが。
OCEAN
小継磯竿3.6m
約8フィート(2.4m)の
シーバスロッド、
”Deep Green S80ML”
 これは予想外と言いますか。当初は、三崎港で堤防からヤリイカの浮き釣りをするために買ったんですが、あまりにも調子が強すぎて肉切れを起こすので、ちょっと詰めてルアー竿に転向させたわけです。シーバスロッドにしたらすごくいい調子と仕舞寸法(60cm弱)なので、湾奥のシーバスに持ち運んでいます。カーディナルとの色のマッチングもいいので使ってて楽しいです。ああそうそう。余った手元の2継は振り出しのタモの柄に改造、管理釣り場では結構役に立ってます。
かなり昔の2.7mの
3本継の投げ竿
(グラスロッド)
6フィート6インチ
(約1.95m)のルアーロッド
”Red Viper B66M”
 たまたまだったんですよ。古ーぃグラスロッドがひょっこり出てきましてね。これがまた振ってみるとなかなかいい感じなんですよ。当初はシーバスロッドにしようかとも考えたんですが、一本抜いて2本継の状態で振ってみたら、またまたこれもいい感じなんですよ。そして長さを測ってみるとちょうど6フィート半。この時点で決めました。継部分を接着固定、ワンピースロッドにして、ミディアムクラスのベイトロッドを作ろう、と。で、現在フィールドテストに出していて、どんな感じか、早く話を聞いてみたいところです。
8フィート(約2.4m)
3本継のフライロッド
(バンブーロッド)
5フィート6インチ
(約1.65m)のルアーロッド
”Highland's Lake B56L”
 知人が、竹のフライロッドを根元から折ってしまい、使い物にならなくなったというので譲り受けたものをルアーロッドとして再生。3本継8フィートの竿だったものが、2本継、約5フィート6インチの竿へと生まれ変わった。しかし、ルアーロッドにするための部品代で1万円以上使ってしまったので、まあ、竿一本分の価値というとこでしょうか。竿の感触としては、最近のチューンでやっと使える程度にはなりました。ガイドも、フジのものではなく、和竿等に使われている岡田製作所のOKSガイドを使用。和風な洋竿を演出、さらにリールシート部の飾りのリングに、メノウの指輪を使用。高そうに思うでしょ?実は\380なんだけどね。これだけ気合入れて飾り込んでも元は何しろフライ竿。軟らかい。よく言えば、根元からきれいに曲がります。
ダイワの筏竿1.5m
(グラスロッド)
4フィート(約1.2m)の
トラウトロッド、
”GAME TYPE A S40F”
(^^;)に変身
 イカダ竿ってのは他の竿と違って、非常に繊細な穂先でして、ついつい折ってしまう事故を頻発。気がついたらトップから3節くらいまで折ってしまっていたので、この際だからスピニング用ルアーロッドとして再生。元々0.6ミリくらいの細い穂先だったので、管理釣り場でのトラウト用としては、折れたことによりかえって最適な先調子になった。冬場はワカサギ用の竿としても活躍しそうだ。ガイド、リールシート全交換で5千円くらい。トップから3番目までの4つはチタンガイドを使用。だって、ちっちゃいのって値段大して変わらないんだもん。トップのは、普通のを2個買うつもりで、ちょっとした贅沢に。
仕舞寸法が60センチ強と少々短い事もあり、元ガイドからリールまでの距離を可能な限り長く取りたかったので、ギリギリまでリールシートを下に付けたら、見た感じシマノのGAME Type RFっぽくなった。「海のヘラブナ」趣深いクロダイ釣りの道具が、ほんのりおしゃれなスポーツフィッシングの道具に変わりました。
NFT
POWERLOOP
ADVANCE磯1号530
(カーボンロッド)
約4.2m、2号相当の
万能磯竿、POWERLOOP
”Re-EVOLUTION 420”へ
 うっかり元の部分を踏んでしまい、大破。その時の混乱で穂先も折れる。メーカー修理に出すよりは別の竿として再生した方がお金がかからないので、そちらの道を選択。長い間活躍した思い入れもあり、再び磯竿として再生。ソリッドだった穂先をチューブラーに変え、グリップ部分は、発泡EVA素材のグリップを使い、ルアーロッド風に。リールシートは従来の位置よりやや上に付け、ガイドも一部大口径化して、プチ遠投仕様へ。1号だった磯竿が、2号相当の、やや短尺の磯竿として再生。投げサビキもこなせる万能竿へ。一部ガイドや、以前外した他の竿のリールシートなど、流用が効く物があったので、穂先、ガイド、グリップ等でも5千円弱。メーカー修理に出せば間違いなく1万円以上。
スズミの5ft.6in.
特価千円ルアーロッド
ベイトタイプから
スピニングタイプへ
今までの改造で、不要もしくは交換のために取り外したガイドの処分先を考えていて、リールシートが割れてしまったこの竿の復活材料にしました。まあ、要は余った部品をつけて修理がてら改造してしまいましたってことです。余り部品の使用なので、SiCガイドだったり、ハードガイドだったり。運良く元ガイドとトップにはSiCが当たりましたが、かつての横浜線や南武線を思わせます。。。出来上がってみるとかなりいい感じです。手間としてはかなりかかっています。ダブルラッピングしたり、竿尻のウェイトを新たに購入したり。実際の改造費用は千五百円くらいでしょうか。ベイトリール込みで千円だった竿ですが、2500円でSiC付きのスピニングロッドになりました。バスロッドとしてもいいけど、ハゼのチョイ投げ用にもいいな。

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