つぐみ、ももたろう

実は親子です。



 つぐみ   ( 雑種 メス 1995年生まれ 2003年〜在籍
   ももたろう ( 雑種 オス 2000年生まれ 2003年〜在籍 ) 
 「ももたろう」くんは桃から生まれたのではなく、「つぐみ」ちゃんから生まれました。そう、この2匹は正真正銘の親子なのです。この2匹を含めた10匹のノラ猫を世話していた方がおっしゃっているのだから間違いありません。

 「つぐみ」は全てが小作りで、こねくりまわしたくなるようなかわいさを持った猫。でも警戒心が強く、あまり人には慣れていません。
 一方その息子の「ももたろう」はなんとな〜く「ボテ」っとして「ヌボ」っとして「ダル」っとした猫。比較的人懐っこく、抱っこもできます。
 性格はこんなにも違う2匹ですが、でも、ほら、柄がそっくり!やっぱり親子ですね(こんな柄の猫、いくらでもいるか・・・)。

 実はももたろうくん、泌尿器系の病気になってしまったため、手術して“男の子関係”のモノ、全てを切除してしまいました。今では女の子と同じ体。「モモヨ」と呼んでネ。ウフッ♪

 その際、母親であるつぐみの許可を得たかどうかは定かではありませんが、男であろうと女であろうと、大事な我が子であることに変わりはないので、つぐみは気に掛けていないようです。さすが、母の愛は深し!ですね。 


2012年1月15日、母親のつぐみをおいて桃太郎が亡くなりました。
「おかあさん、先立つ不孝をお許しください」(by桃太郎)

でもこれは、桃太郎にしか心を許していないつぐみが、
天国へ来た時に困らないよう、先に行って待っててあげるためなのかも。
どこまでも孝行息子の桃太郎なのでした。

『あたしは“息子”を
産んだはずなのに・・・』
『でも、何であろうと
大事な私の“子供”であることに
変わりはないわ!』
『そうだよね、お母ちゃん!』

「ねえ、ところであんたたち、
なんでそんなに目つき悪いの?」
「な〜んて会話が
つぐみとももたろうの間で
交わされているのかな・・・
プププ・・・」




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