タク

きりりと巻いたしっぽ

くつろいでいても悠然として

美しい日本の犬です



2011年2月7日、タクが亡くなりました。

元気だった頃は、全く人と触れ合うことのなかったタクが、
最後の3週間寝たきりになってくれたことは、
私たちへのプレゼントだったのかもしれません。

おかげでたくさんタクを抱っこすることができました。
たくさん撫でることもできました。
最後の日、一緒に公園にピクニックにも行ったね。

最後に楽しい思い出を作らせてくれてありがとう、タク。


以下の文章はタクが里親募集中だった頃の紹介文ですが、記録のためにとっておきます。

タク ( 雑種 オス 1996年生まれ 1996年〜在籍
 私はタクちゃんを見ると、“THE 日本の犬”って感じがします。
 スッとした瞳。短毛のサッパリとした被毛。きりりと巻いたしっぽ。お座りした姿の輪郭などは、コンパクトにまとまっていて実に美しく、それはまるで、冬の真っ青な空に、くっきりと浮かぶ白い富士山のようです。

 性格も日本犬らしく、誰にでも愛想を振りまくわけではありません。
人のそばに近寄っては来るけれど、人から触れられることを極度に嫌い、触ろうとすると逃げてしまいます。従って首輪もリードも付けることができず、タクはこの施設から一歩も外へ出たことがありません。

 日本犬の好きな方なら御存知のように、「御主人」と決めた人にはとても忠実だと思われます。自分だけを慕ってくれる犬って、かわいいですよね。タクちゃんを、“自分だけを見つめてくれる犬”にしたい方はいらっしゃいませんか? 



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