スティーブン

こんな顔してるのに

すぐおなか出しちゃう

アヘ〜〜〜♪




2004年6月8日、スティーブンが死んでしまいました。

陽気だったスティーブン。小さなことは気にしないスティーブン。
ダミ声で話しかけてきたスティーブン。
人に甘えるのが大好きだったスティーブン。
食いしん坊だったスティーブン。いつも笑ってたスティーブン・・・

最近、子猫が保護されて来ました。子犬も2匹保護されて来ました。
子犬や子猫はかわいいけれど、それでも私は
なんだか寂しい気持ちでいっぱい。
だってもう、
スティーブンはいないから。


以下の文章はスティーブンが里親募集中だった頃の紹介文ですが、記念のためにとっておきます。


スティーブン ( 雑種 オス 2000年生まれ 2003年〜在籍
 ある日、当施設に一挙に10匹の猫たちが保護されました。人間からご飯はもらっていたものの、皆ノラ猫。かわいそうだけど、とりあえずは健康管理のため、1匹づつケージに入れていました。ケージの中から恨めしそうにこちらを見つめる者あり、ひたすら固まる者あり、「シャーシャー」威嚇する者あり・・・
その中で、「ギア〜〜、グア〜〜!!」と美しくないダミ声で鳴く者あり。それがこのスティーブンでした。
 ダミ声な上に仏頂面。太い手足。いかつい体。コイツはこの10匹の中のボスに違いない。手ごわいぞ。気をつけなければ・・・!
 ところが!ケージから出してみたら、ダミ声出しながら人の足にスリリスリリ。コテンと体を横たえて、「撫でて撫でて〜〜」と催促。そしてそのふてぶてしい顔をデレンと緩めてゴロゴロゴロゴロ喉を鳴らすではないですか。
 「かっ、かわいい・・・!」
そう、スティーブンは外見に似合わずかわいいのです!
 そして、撫でてみてビックリ!猫ってテロンと柔らかい体をしている子が多いのに、スティーブンの筋骨たくましいこと!大きいから太っているのかと思いきや、余分な脂肪などないんです。全て筋肉!ホレボレしますよ。
 ところが!こんな体してるのに、他のメス猫からパンチを浴びせられ、「フエ〜ン」と退散したりしてます。
「よっ、弱っ!」
そう、スティーブンは弱っちいのです。
 さらにさらに、こんな筋骨隆々の体してるのに、なんとスティーブン、病気持ちです。猫エイズを持っています。
「え〜、ウソォ〜、“薄幸の美少年”ってワケ〜?」
通常「猫エイズ」なんて聞くと、かわいそう・・・って思うのですが、ここまで外見と中身にギャップがあると、悪いけど、笑ってしまいます。
 不況のおかげで家庭も暗くなりがちな昨今ですが、スティーブンが居れば、家庭が明るくなること間違いなし!どうですか?一家に一台、スティーブン!

このふっくらほっぺも全部筋肉。カタイです!




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