サンボ

ヒグマ?

寂しげに見えるけど・・・

実は、おてんばよー!!



2012年9月29日、サンボが天国へ行ってしまいました。

1年前からほとんど寝たきり状態で、
そんなサンボを見て、人は皆、「かわいそう」と言った。
でも明るく陽気なサンボは自分のことをそうは思っていなかったはず。
一日一日を楽しんで過ごしていたはず。
そして死ぬ時ですら、前向きなサンボはこう思ったはず。
「ああこれで、大好きなブッチにまた会える!」

今頃天国でブッチのまわりをピョンピョン飛びまわっていることでしょう。


以下の文章はサンボが里親募集中だった頃の紹介文ですが、記念のためにとっておきます。

サンボ ( 雑種 メス 1998年生まれ 1998年〜在籍
 檻の外からサンボを見ていた時は、「異っ常ーに、目の小さい犬だなぁ。」くらいにしか思っていませんでした。あんまり小さいと思っていたら、やはり、この目は見えていないそうです。生まれつきだそうです。でも、私はそれを聞いてビックリしました。その行動から、とても目の見えていない子には思えなかったから。

 サンボには、ブッチという、大好きなボーイ・フレンドがいます。ブッチと別々の檻に入れられると、切なそうにクンクン泣きます。また、檻から放たれると、真っ先にブッチの元へ走り寄り、とブッチのまわりをピョンピョン飛び跳ねます。ブッチと会えたことをとても喜んでいるその姿は、とても微笑ましいです。ブッチの方は少々迷惑そうなので、どうやらサンボの片思いのようですが・・・。
 こんな彼女の行動を観察していると、目が見えていなくても、何も不自由を感じていないようです。でもやはり、慣れない外の世界には恐怖心があるようで、お散歩には行きたがりません。

 サンボは一見寂しげな子に見えます。ところが実際にサンボと接してみると、すっごく人なつっこくてかわいい子なんです!
 サンボたちのいる檻の中へ入ると、真っ先に近寄って来るのはサンボです。そしてひざに飛びついてきて、くんくんくんくん、顔や首や頭のにおいを盛んにかぎます。そのうち、「遊ぼうよ!遊ぼうよ!」と、トンットンッと、こちらの体を突き飛ばしてきたり、しゃがんでいると、肩に乗っかってきたりします。その少々強引な歓迎に、思わず笑い声が出てしまいます。
 “人は見かけによらない”。それは犬も同じようです。実際にサンボと接してみれば、明るく陽気なサンボの虜になってしまうこと請け合いです!なんで、ブッチはサンボの魅力に気付かないんだろうねぇ・・・。
 

ブッチ(手前)につきまとうサンボ
「ねぇ、遊ぼうよぉ!」


(ブッチくんのについては、こちらをクリック!






「知って下さい」のページトップへ