レオ

見栄えのする猫です

なに、怒ってんの?

ほぉ〜、極楽、極楽。



2009年10月9日、レオくんが天国へゆきました。

スマートな体、
細やかでしなやかな黄金色のロングヘアー、
高音の美しい声、決して争いごとを起こさない優しさ、
人に寄り添ってきてくれる温かさ。

あなたは本当に素晴らしい存在で、女の子の人気者だったね。

まだ何年も先だろうけど、やがて私も死ぬ。
そしたらレオ、
あの世で私の事をお嫁さんにしてちょうだいね。
素晴らしいレオくんにふさわしい女性になることを目標に、
これからの人生、生きていきます。
約束だよ、レオ。

以下の文章はレオくんが里親募集中だった頃の紹介文ですが、記録のためにとっておきます。

レオ ( 雑種 オス 1992年生まれ 1995年〜在籍
 レオくんを見た人はよく、「え〜?この子も捨てられた猫なの?!」とビックリされます。私もそうでした。長毛でフカッとしてて、ライオンを思わせるその風貌は実に立派で、ロココ調の家具にでも囲まれて、長椅子なんぞに優雅に横たわっている姿が似合いそうだからです。

 でも、多分レオくんは、自分がそんなに優雅で立派な外見を備え持っていることを知らないようです。レオくん、外見に似合わず、わりと小心者です。他の猫から「そこどいてよ!」と言われ、「ハイ・・・スイマセン・・・。」と目を真ん丸くして冷や汗たらしながら、ジリジリと場を譲っている姿をよく見掛けます。小心者なせいか人に慣れるのにも少し時間がかかり、見慣れない人には真ん中の写真のような顔で怒ります。でも基本的に小心者なので、噛みついたり引っ掻いたりすることはありません。

 レオくんは私に慣れてくれるまで1年くらいかかりましたが、いつも「ニャー、ニャー」大口開けて怒ってばかりいた彼が、ある日近寄ってきて、その豊かな長毛の体をすり寄せてきてくれた時はとても嬉しかったです。
 なんだかキレイ過ぎて近寄りがたいと思っていた人が、話してみたら、意外と気さくな人で嬉しくなった。そんな経験はありませんか?レオくんってそんな人みたいな猫です。




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