クロ

タンゴは踊りませんが、黒猫です

寝てるとただの黒い物体

ちょっと太った・・・



2008年11月、クロちゃんがもらわれました。

実はクロちゃん、この春施設を脱走しやがり、近くの公園でノラをやっていました。
時々姿は見掛けるものの、捕まえようとするとササッと逃げてしまう始末・・・。
ところがところが、
下の紹介文にも書いた、クロちゃんのことをとても気に入っていた獣医さん
(今は施設を退職されてご自分で開業されています)が
「犬が欲しい」ということで秋田犬のトラをもらってくれることになったのですが
どこでその噂を聞きつけたのか
先生がトラを引き取りに来るほんの数日前に
クロは見事捕まり、施設に舞い戻って来たのです。

「先生のところになら、ボクも行くよー!」
こんな不思議なこともあるんですね。
こうしてクロはかわいがってくれる先生のもとへもらわれていったのでした。
めでたし、めでたし。

以下の文章はクロが里親募集中だった頃の紹介文ですが、記録のためにとっておきます。



クロ ( 雑種 オス 1996年生まれ 2003年〜在籍
 黒猫、嫌う人もいるようですが、そんな迷信は忘れてよく見てみてください。
真っ黒の中にキラキラと輝く金色の瞳!
猫独特のしなやかな動きに伴ってツヤツヤと輝き波打つ黒い被毛!
そう、黒猫はむしろ、見る者の心を捕えて放さないほど魅力的です。

 実はこのクロだって、もともとはこの施設に保護されていた子ではなかったんです。この施設にエサ目当てにやってくるただのノラ猫でした。ところがある時から急にやって来なくなり、「クロちゃんに会えない人生なんて・・・!」と嘆いた施設付属の動物病院の獣医さんの切実な願いにより、再度姿を現した際、この施設で保護することにしたのです。

 元ノラだったわけですから、最初は外に出たがってかなり泣いていました。でも今ではすっかり室内猫。おかげでちょっぴりお太りになられたようで・・・。でも、大丈夫!ホラ、黒は、しまって見えるから!




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