いち、あか、ベス

いつも一緒の3匹
(左から、いち、ベス、あか)




2005年4月、いちとベスは元の飼い主さんのもとへ戻りました。
飼い主さんが迎えに来た時の、
2匹の喜びようは大変なものだったようです。
やはり犬は飼い主さんが一番好き。
大好きな人のもとで、幸せに暮らすんだよ。


以下の文章はいち、ベスそして今は亡きあかが
里親募集中だった頃の紹介文ですが、記録のためにとっておきます。




 いち(1990年生まれ) あか(1996年〜2004年) ベス(1991生まれ)
   ( みんな雑種 メス 2003年〜在籍 )     
 ある朝、6匹もの犬が(しかも皆お歳のいった犬!)施設の前に繋がれて捨てられていました。もちろんスタッフ一同、ブルーになりましたよ・・・。「ヒドイことをするなぁ。」と思いました。ただ、どの犬も皆おとなしくて穏やかなので、かわいがられて大事にされていたのでしょう。
 内、3匹はそれぞれ里親さんにもらわれていきましたが、今も残っているのがこの「いち」「あか」「ベス」です。

 この子たちが捨てられた当初、スタッフを慌てさせたのが「あか」です。このお腹、見てください。どう見ても“臨月”です!「この6匹の上に、さらに仔犬が増えるのか?!」。ところが、これは妊娠ではなく、癌でした。あかは肝臓癌を患っており、毎日、そのためのお薬も飲んでいます。(その後、2004年9月17日に天国へ行きました。)

 ずっと6匹一緒で育ったので、離れ離れになるのは寂しいらしく、「いち」がお散歩に行ってしまうと「あか」「ベス」がその帰りを待ちわび、「あか」「ベス」が散歩に行ってしまうと、「いち」が「キュイーン、キュイーーン!」と寂しげに泣きます。
 人間も同じでしょ、ほら、よく、ホテルのレストランの「デザート食べ放題」だとか、新しくできた観光スポットなんかで集団でつるんで行動しているのは、たいていおばさん!
 犬も人間も、女性は一人でいるのがイヤなんですよぉ。

 でも、それぞれ別々の所へもらわれていった他の3匹も、最初は仲間のいない寂しさから泣いてばかりの子もいたようですが、今では「飼い主さんがイチバン!」の子になっています。人間のおばさんだって単独行動もできるもんね。
 なので、人が好き、ぬくもりが好き、のいち、あか、ベスなので、バラバラでもいいから、温かい家庭で老後を過ごさせてやれたらなあと思うのです。

そのお腹見りゃ、
誰だってアセるよね。

「いち、遅いね。」
いちの帰りを待つあか、ベス

「ギャー!早く帰ってきてー!」
あかベス の帰りを待つ いち



2004年9月17日、あかが死んでしまいました。
6匹の仲間たちの中で、なんとなく一番落ち着いていて
皆を見守っているような印象のあったあか。
きっと先に天国へ行って、皆を迎えるつもりなのでしょう。

癌のためにおなかが膨れてしまい、動きにくそうだったあか。
まずは自由になった体で天国中を駆け巡っておいで。



「知って下さい」のページトップへ