がじ郎

いつも一人ぼっちのがじ

利発そうな顔してます!

お、珍しくリラックスだね



2012年10月15日、がじ郎が天国へ行ってしまいました。

もうガクガクのヨレヨレで辛かっただろうに、
最後まで自分の足でなんとか歩いて過ごしたね。
寝たきりになることはなかったがじ。
頑張ったね。

頑張ったがじ郎には天国で素敵な日々が待っていることでしょう。


以下の文章はがじ郎が里親募集中だった頃の紹介文ですが、記念のためにとっておきます。

がじ郎 ( 雑種 オス 1998年生まれ 2000年〜在籍
 私がこの施設でお手伝いを始めたばかりの時、スタッフの方から、「噛み付くのでこの犬には近寄らないで。」と言われました。でも、こちらから何もしなければ、がじ郎の方からいきなり噛み付いてくるようなことはありません。

  何かつらい過去があるのでしょう。人間不信だし、他の犬には吠え掛かります。そばに置いてあるカラのご飯皿や敷いてあるタオルを取ろうとするだけで「ウ〜〜〜!」と唸ります。でも、ご機嫌のいい時は、そばに寄ってきて、クンクンとこちらのにおいをかいでみたりします。

 私はいつもがじ郎の目を見ると、とても澄んだきれいな目をしているなと思います。それに、写真を見ても分かるでしょ?とても利発そうな顔をしていますし、姿形もなかなか格好の良い犬です。
 こんなステキな要素を持って、愛されるために生まれてきたのに、つらい過去のせいで、ヒトもダメ。犬もダメ。おかげでがじ郎は、他の犬や人間たちからちょっと離れた、奥まったところに繋がれています。いつも一人ぼっちのがじ
 私はがじ郎が丸くなって寝ているような、リラックスした姿を見たことがありません。きっと常に、気がたっているのでしょう。がじ郎が飼い主さんの足元で、ヘソ天ねんねするような日が、いつか来ればいいなぁと思っています。

 こんながじ郎でも、慣れているスタッフさんの前では、きちんとお座りし、まっすぐな視線でその人を見つめます。ハンサムながじ郎から見つめてもらいたい方はいらっしゃいませんか?
 




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