ふじこ

縦巻きカールよー

お嬢様なのよー

ほんとは毛玉だらけなだけ




2005年6月26日、ふじこが死にました。

発作を起こして倒れてしまい、それっきりでした。
お嬢様というものは、とかく発作持ちだったり、失神して倒れがち。
だから、「お嬢様ふじこ」らしい死に方だったね。

年はとってもピョンピョン
子犬みたいに走りまわっていたふじこの姿、
いつまでも忘れないよ。


以下の文章はふじこが里親募集中だった頃の紹介文ですが、記念のためにとっておきます。

ふじこ ( 雑種 メス 1991年生まれ 1991年〜在籍
 ふじこは豊かなロングヘアーを縦巻きにカールしています。そう、「お蝶夫人」や「イライザ」に代表されるように、縦巻きカール“イジワルお嬢様”の証!その例にもれることなく、ふじこもしっかり“イジワル女”です。

 他の犬にガウガウ文句を言ったり、自分よりはるかに大きいシェパードのニンジャのしっぽに噛みついたりします。気分屋さんで、ご機嫌が悪いと人に攻撃してくることも・・・。なので、この縦巻きカールのロングヘアーをカットする時も、麻酔をかけてお眠りになっていただいてからすることになります。

 さて、目覚めたふじこはビックリ仰天!オンナの命である髪(しかも縦巻きカールの!)がすっかり刈られてツルツル坊主に!そんな時ふじこは、恥ずかしさのあまりか、自分の部屋にこもってしまって数日間出てこなくなります。“イジワルお嬢様”らしく、唇を噛みながら「今に見てらっしゃい!」とでもつぶやいているのでしょうか。犬も恥ずかしがるんですね。おもしろいです。

 で、ここだけの話ですが、ふじこはもう相当のご年齢なので“イジワルお嬢様”というよりも、“イジワルばあさん”と言った方がいいかもしれません。こんなこと言うとふじこから「オンナはいくつになっても少女なのよっ!」と叱られそうですが・・・。



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