チャック

基本的に穏やかな子です。

数年前はまだ若く見えたけど・・・

今はもう、
紛れもなくおじいちゃんです。



2007年3月28日、チャックが死んでしまいました。

去年の夏に体調を崩し、もうダメかと思われたのに、
なんとか持ちこたえて生き延びていた。
でもその間に、ごんちゃん、プクちゃん、サンデーと、
どんどん仲間が死んでいってしまった。

「なんだ、ネバッたのに、みんな先に逝っちゃったじゃないか」

ふと寂しくなって、みんなの後を追ってったのかな・・・。


以下の文章はチャックが里親募集中だった頃の紹介文ですが、記念のためにとっておきます。

チャック ( 雑種 オス 1991年生まれ 1995年〜在籍
 この施設にいる犬の中では比較的穏やかで人懐っこい子なのですが、残念ながら里親さんにもらわれることなく、この施設で生活し続けて10年が過ぎてしまいました。

 「穏やかで」なんて書きましたが、犬にも、「どうしても気の合わない相手」というのがありまして、チャックの場合それが「レックス」という犬で、その子とだけはケンカばかりしていました。
 しかしレックスが里親さんにもらわれていなくなった途端、生活に「張り合い」というものがなくなってしまったのか、チャックは急に老け込んでしまったように思われます。

 ここで一句
 『持つべきは ケンカ相手と飼い主さん』  (詠み人:犬)

 でも、もう目も白く濁って見えなくなり、ヨボヨボのおじいちゃんになってしまったチャックに、飼い主さんになってくれる人が現れるのは難しいことでしょう。余生は住みなれたこの施設で、俳句でも詠みながらのんびり過ごそうね。




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