あかし

ウサギなんだけど、
後ろ足が麻痺しちゃって
もう跳べないよ・・・。

かわいい横顔

居眠りしてると
カメに追い抜かされちゃうよ。





2004年の春分も過ぎた3月23日、うさぎのあかしくんは思いました。
「いけない。イースターの準備をしに行かなきゃ!」
あかしくんが足に力を入れると、もう動かないはずの足がピクピク動いて、
そのまま あかしくんはピョンピョン跳んで、虹の橋を渡って行きました。
今頃向こうで、せっせとイースター・エッグの準備をしていることでしょう。
あかしくん、うちにも卵、配りに来てよね。


以下の文章はあかしくんが里親募集中だった頃の紹介文ですが、記念のためにとっておきます。

あかし ( うさぎ オス 1998年生まれ 2002年〜在籍
 うさぎはピョンピョン跳びますが、あかしくんはもう跳べません。うさぎの寿命は7〜8歳くらいだそうなので、あかしくんはもうおじいちゃん。最近とみに弱ってきて、後ろ足が麻痺してしまい、食欲も落ちてきました。フワフワの毛なので、見た目には分かりませんが、触ると「骨と毛だけ」って感じです。

 あかしくんはあまり人懐っこくなく、撫でようとすると「イヤッ!!」とばかりにケージの隅っこに逃げてしまうような子でしたが、体が弱ってきてからは心細いのか、手を差し伸べると手のひらに頭を乗っけてきて落ち着くようになりました。柔らかい毛、小さな小さな頭、モゴモゴ動くかわいらしい鼻・・・。元気な頃から、もっともっとかわいがってやれば良かったなぁ、と悔やんでしまいます。

 本来、野や山や雪の上をピョンピョン飛び跳ねるうさぎ。そのうさぎがペットとして飼われ、捨てられ、この施設に保護され、狭いケージの中での生活を強いられ、そして飛び跳ねるはずのうさぎは跳べなくなった。人間の手に渡ったことで、うさぎのあかしくんはうさぎらしさを失った。
 あかしくんのグニャリと伸びきってしまった後ろ足を見ると、私は、自分が人間であることが嫌になります。
あかしくん、ごめんなさい。


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